畑作り始めました【寒起こし】
みなさんこんにちは(^^♪
まだまだ寒い日が続きますが、春作に向けて畑作りを始めました。
【寒起こし】と言って、寒い時期に土を起こす作業を行っています。
なじみの薄い作業かもしれませんが、土づくりには欠かせないものだと思いますので、解説させていただきます。
〇家庭菜園初心者
〇これから農業したい方
ぜひ参考にしてくださいませ。
「寒起こし」のメリット
何故、寒い時期に土を起こす(掘り上げる)のかを解説します。
メリット1
土を寒風にさらすことによって、害虫や、病害菌を死滅させる。
メリット2
土が凍ったり、解けたりを繰り返すことで、団粒化を促進させる。
(団粒構造は保湿、排水に優れた土の構造で、作物の根が伸びやすくなると言われています)
「寒起こし」のやり方
家庭菜園での範囲なら、先の尖ったスコップを使用します。30センチほどスコップを土に入れて、テコの原理で土を掘り上げます。その際、土の塊は崩さなくてもいいでしょう。
大きな畑を起こす場合は、トラクターや耕運機を使います。荒く起こしていけばいいでしょう。
土を起こしたら1か月ほど、寒風にさらします。今まで空気に触れていなかった土がほろほろと崩れていくのがわかると思います。ふわふわな土づくりへの第一歩ですね。
まとめ
良い作物をつくるために重要なことは土づくりです。排水性、保水性に優れ、根っこが伸びやすい土壌環境を目指します。土壌の物理的な改善ができていないと、いくら肥料をあげても育ちが良くなりません。
もし、毎年調子が悪いと感じているのなら、「寒起こし」されてみたらいかがでしょう?
YouTubeでも解説、実演していますので、参考にしてください。
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