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pasteltime
読書メモ3
『結婚願望』 山本文緒
はじめに
図々しくてもなんでも、人は人を好きになる。
そしてその感情をほどほどのところで止めておけない人間を、私は愚かで愛しいと思う。
賢く生きても、どうせ船は沈むのだ。
コントロールできるものではないし終わりは訪れる💥
2章 三十代の結婚願望
所有することだけが愛情ではない。
けれどやはり誰かにプロポーズされたら受ける受けないは別にしても、嬉しいことは確かだと思う。
結婚をしたいほど好かれている、という事実ほど、その人個人の存在を肯定するものはなかなか他には見つからない。
後悔のない行動をしたい
3章 みんな結婚する
(略)でも結局のところ、人が結婚したいと思うのは、「世界中のほとんどの人が結婚してるから」なんじゃないかと、今私は思う。
(略)人間はそんなに強いものではないし、少数派であることを選択するのには、よほどの主義主張と意志が必要である(略)。
本心を貫いて生きるのだって勇気がいる
4章 もう半分の人生
体の筋肉は、一人きりでも鍛えることができる。けれど心の筋肉は、他人と関わることでしか鍛えられないような気がするのだ。
けれど「生きてるのがしんどい」という気持ちは、どこへも持っていきようがない。ただもう何もする気になれず、その真っ黒な気持ちが去っていくのをまつしかない。
他人と関わること
時間を置くこと
心と体の声に耳を澄ませて
以上、テルテルてる子さんからの『てるちゃん文庫』3冊分の読書メモ公開でした🙌✨
ここまで読んで下さって、ありがとうございます💐🦐
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