【#7サイエンスコラム】日本人の1/4は、EDを抱えている
週2回更新、面白いなと思った事実や気になった記事についてシェアしていくサイエンスコラムです。
今日は、EDのオンライン治療に関する面白い会社を見つけてこのテーマを取り上げてみました
お名前は「Oops」
オンラインでのED診療を可能にしたサービスです
「大事な問題かもしれないけど、病院に行くことはハードルが高い…」
そんな心理的抵抗を解決するいいサービスだと感じました!
💡TOPIC:日本人の1/4がEDである
1.どのくらいの人がEDを正しく認識しているのか?
■EDの定義とは?
ED診療ガイドラインによると、
「EDとは、満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または維持できない状態」とされています。
勃起しないことはもちろんのこと、中折れもEDの症状の一つです
■どのくらいの人がEDを正しく認識できているのか?
これは、EDの認識をアンケート調査した結果だそうです
オレンジは、正しい認識ができている割合。
例えば、中折れがEDであることを50%の人のみが認識できている
射精ができないことがEDであると、48.3%が誤認識をしているということになります
(参考記事👇)
2.日本人の1/4が勃起不全であること
■勃起不全について論文や調査
・0~30代全体で14.1%と若年層の7人に1人は深刻なEDの悩みを抱えている
・EDを軽・中・完全(重度)の3段階に分けた場合、中が660万人と、完全が644万人で、中と完全な段階で、約1300万人である(全国推計)
・完全EDは、20年で2倍の数に増えた
年齢別グラフで見ると、
40代を過ぎると急激にあがってくるそうですね!
👇めちゃくちゃわかりやすく書いてあります!👇
3.EDの原因は、主に環境要因と機能要因の2つ
■心理要因
・30~40歳に多い
・過去に、たまたまうまく性交渉がいかなかった時のトラウマ
・排卵日を意識しすぎたプレッシャー
などなど、些細なプレッシャーが積もって悪循環に入り、神経の性的な興奮がうまく伝わらなくなってしまいます
■機能的要因
・50歳以上に多い
・加齢
・生活習慣
加齢と生活習慣の悪さから引き起こる、動脈硬化・糖尿病・高血圧などが原因で、血液の体循環が悪くなり、陰茎海綿体に十分な血液が流れ込まず、EDが起こりやすくなります
パーキンソン病などの神経疾患を抱える人にも、起こりやすくなります
そして、機能要因と精子要因を同時に引き起こすことが多くあるそうです
機能不全を知らず、それが精子的ストレスだと勘違いしていくことにより、自然と精神ストレスが形成されていくことがあげられます
また、一部の薬の服用でも起こります
主に神経系の薬を常時服用される方には、多く起こるそうです
4.どのようにEDと向き合えばよいか?
精子的要因である場合は、カウンセリングを受けること
機能的要因であれば、ビタミン剤やホルモン剤の投与が有効です
個人的に、現実問題として、自分がEDと認識する難しさや、そう思っても誰に、どこに相談していいかわからない、ハードルが高いことがあると感じます
ここへの対策は、まずは
「EDは、なぜ起こるのか?」などの生理学的な知識を付けて、自分の原因を知ること
「どのくらいの人がEDであるか?」を知って、自分だけの問題でないことや病気として治療を受けてもいいことを知り、精神的ストレスを減らすこと
このようなアプローチが有効ではないかと感じます
それもあり、始めに紹介したOopsさんのようなサービスは、良い手段のように感じます
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?みなさんは、勃起不全についてどんな考えを持ちましたか?
*まだ、科学分野の者として日が浅いため、誤りが出てくる可能性があります。もし、内容が事実と異なる場合は、教えていただけると嬉しいです。
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