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【朝読書】ガチョウも卵も大事にすることから考えてみる

今日は、あのベストセラーである"7つの習慣"をの和訳したものを読みました。

この本、マンガでも出ているので前に一度読んだことがあるのですが、とある本で出てきたので「ちゃんと和訳した活字の本を一度読んでみたいな」と思って読みました。

ただ、今回はその7つの習慣についてではなく、その中で出てきたイソップ寓話の「ガチョウと金の卵」が気になって、色々考えてしまったので、noteしました。

本当なら7つの習慣についてがっつりnoteしたいんですが、なぜがこの寓話が気になって気になってしまい、noteにしました。

では、どんな寓話かと言うと


ガチョウと黄金の卵

貧しい農夫があるい日、飼っていたガチョウの巣の中にキラキラと輝く黄金の卵を見つけた。最初は誰かのいたずらに違いないと思い、捨てようとしたが、思い直して市場に持っていくことにした。

すると卵は本物の純金だった。農夫はこの幸運が信じられなかった。翌日も同じことが起き、ますます驚いた。農夫は来る日も来る日も目を覚ますと巣に走っていき、黄金の卵を見つけた。彼は大金持ちになった。まるで夢のようだった。

しかしのうち欲が出て、せっかちになっていった。一日一個しか手に入らないのがじれったく、ガチョウを殺して腹の中にある卵を全部一度に手にれようとした。ところが腹をさいてみると空っぽだった。黄金の卵は1つもなかった。しかも黄金の卵を生むガチョウを殺してしまったのだから、もう二度と卵は手に入ることはなかった。


7つの習慣の本では、この寓話から効果性と言う原則を教えていると書かれてある。ほとんどの人は黄金の卵のことだけを考え、より多くことを生み出すことができるほど、自分を「効果的」、有能だと思ってしまう。

つまり、成果(ガチョウの卵)とその成果を生み出すための資産や能力(ガチョウ)の2つの要素で成り立っているからバランスをどちらに肩入れすることなくバランス両者のバランスが大事ということです。

僕なりにこの寓話で考えたこととしては2つあります。

  1. 「成果が出る=成果ばかりを追い求めすぎて、周りが見えなくなってしまう」「成果が出ない=自分の能力に落胆してしまい、周りが見えなくなってしまう」どちらも2つが大切だと言うこと

  2. うまくいっている時こそ、一旦冷静になって周りを見ろ!

1は7つの習慣で書かれた解説に近い考えかなって思っています。

そして、2は簡単に言えば「調子に乗るなよ」ってことだと思います。

どうしてもうまくいっている時や無駄夢中になっている時ってアホみたいに調子に乗ってしまいます。

でもその時にこそ周りを冷静にみて、「これは誰のおかげか?」「今調子に乗ってないか?」って考える。ガチョウの話では、今の恩恵は「ガチョウさんのおかげ」と考えるみたいなって感じです。

あとは、「なぜ?」を考えることが大切だと言うこともこの寓話では言っていると思いました。

投資の本を色々みてきた中で、「失敗から学ぶ人はいるけれど、成功から学ぶ人は少ない」と書かれてものがありました。

確かに「投資での成功=利益が生まれる」だから、喜んで終わることが多いです。

でもこのガチョウの話でもある通り、「なぜ金の卵が生まれるのか?」「どうしてうまくいったのか?」と考えることが大切だと思いました。

なんか、色々読んできた本がつながり始めて、最近は1つのことから学ぶことや考えることが多くなりました。

以上、今日はここまでです。

読んでいただいた方はありがとうございます。

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