「人が集まる街ってどんな魅力があるのか」という疑問
誰しも「ここに住みたい」って思った経験があると思います。
僕自身もいくつか住んだ場所の中でもやっぱり福岡県はいいなと思っています。
それもあって福岡にきたわけなのですが、最近ずっとこんな疑問をずっと抱いていました。
「人が集まる街ってどんな魅力あるのか?」
「その街ってなぜ、住みたいと思うのか?」
「そこにずっと住み続ける人はそこから出たいと思ったことはないのか?」
僕は田舎で生まれ育ったのですが、どうしてもそこから出たくて大学と同時に出ました。
なぜ、出たかったのかというと「閉鎖的な環境から抜け出したい」「もっと違う場所に住みたい」って思ったからです。
でもその田舎にはずっと住み続けている人もいます。
僕のおじいちゃんもその一人です。
そこには家、畑、田んぼがあるからという理由もあるかもしれませんが、一度違う場所に住みたいって気持ちが芽生えたこともあったと思います。
でもそこに住み続けた理由があるはずで、それはその街や場所が良いと思ったからだと思います。
その魅力が何なのかが分かれば、人は自然とそこに集まってくるとも思っています。
そんなふわっとした疑問を解決してくれると思って、「未来の地図帳」という本を読んでみました。
この本ではエビデンスベースから今後日本の各地域、各自治体の人口がどうなっていくのかが書かれてあります。
とても参考になるし、自分の住んでいる場所がどうかまで書かれてあります。
その本の中で僕なりにこれまで思っていた疑問の回答として納得できることが書かれてありました。
それは、
この引用の中で、特に注目したいのが「豊かで、便利で、スマートな格好いい暮らし」です。
僕の住んでいた田舎もおじいちゃんの時代の考えでは「豊かで、便利で、スマートな格好いい暮らし」がそこにあったのだと思います。
ただ、当時は戦時中ということもあり、考え方は今の時代と少し異なると思います。
でもそこに豊かさや便利さ、格好良さがあれば人が集まるのではないでしょうか。
僕自身の経験からでも、この豊かさと便利さと格好良さっていうものを求めていると思います。
逆に生まれ育った場所には、僕はあまり魅力(=豊かさ、便利さ、格好良さ)を感じなかっただけかもしれません。
つまり、その魅力をいかに多くの人と共有できて、大多数の人が感じれるかでそこ場所に人が集まり、住むのかということにつながってくると思います。
まだまだ、僕の疑問に対してはっきりとした回答ではないですが、1つの回答として学べることができました。
僕と同じように住む場所について少しでも考えたことがある人はぜひ読んでみてください。
以上、読んで頂いた方はありがとうございます。
今回読んだ本はこちらです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?