我が家のホームスクール事情
我が家は、小学生が2人と保育園生が1人。
みんなカワイイ男の子w←
2年前、私と朝から晩まで死闘を繰り広げた長男は
公立学校の先生方の
素晴らしいフォローのおかげで
本当に色々あったけれども
今は特別支援級に入級して
毎日楽しそうに通っている。
相変わらず、朝は
「あ〜学校行きたくないな〜」と言うし、
帰ってきたら
「ダル。。。」とか言ってるのだけれど。
それでも全然顔つきが違うし
夕食には
「今日はね〜があってさ〜」と
熱弁する姿を見ると、
彼の中の葛藤の山を越えたのだとわかる。
次男は環境が合わずに
学校へは行かないことが多い。
それでも、日中ずっと家で1人でいると、
動かないがよく食べるので、体重が増える。
ダラダラするので、体幹が保てず姿勢がおかしくなる。
テレビに頼りがちで、視力が落ちてきている。
という課題がある。
できるだけフリースクールや場所へ出かけるように促す。
太陽の光を浴びて
ビタミンDを体内に作り、
足の筋肉を使って歩き、
骨盤と背骨を正位置にして座ったり、
目の前50cmのゲーム以外の世界にも
興味を持ったり、
ちょっと誰かと会話したり
話しかけてもらったりして
「この世界はそんなに怖いところではない」
ってことを体験して実感して欲しいと
思っている。
上に挙げた課題を、
本人がどう捉えているかを聞きながら、
どうしたらいいかを率直に対話する。
(ある日の夕方の会話)
私「明日は(どこ行く?)」
息子「どうしよう〜」
私「どうするかね〜」
息子「う〜ん、じゃあ、お風呂入って出るまでに決めるね〜」
(入浴中)
息子「明日決めたわ。◯◯フリースクール行くわ〜」
私「OK。じゃあ、弁当だね」
息子「うん。・・・ありがと」
私「うん。作るわ。前日にこうやって言ってくれると嬉しいわ」
息子「うん。お願いね〜」
こんな感じで、
次の日のスケジュールが決まる。
次の朝になって、
やっぱりやめる…ってことも、
最初はあった。
(これはあるある)
不登校のお子さんをもつお母さんからは
本当によく聞く話だし
我が家も(もちろん)その道を通っている。
前の日の夜には
「明日は学校へ行く!」と本人は言う。
でも、
当日の朝になると
「無理!」
「お腹痛い。。。」
「行かない」となる。
本人は嘘をついているわけではない。
前日には「行こう」と思っているのだし
(中には親を喜ばせたくて言っている子もいる)
その方がいい、とか
そうなれらないいな〜と
思っていることが多いんじゃないかな〜
でも、
「行けない」んだよね〜。
当日になるとね。
びっくりするくらい体が動かないんだよね。
まぁ、大人は理解できないよね笑
「言ったことは守るのが当たり前」
の世界の住人だもの。
はやくその住人、辞めたらいいね。
子どもが見ている世界は
そんなに単純じゃないと感じる。
たった1つのルール
合点がいく論理
納得のいく説明で
綺麗にいくことばかりじゃない。
本当は大人の世界もそう。
矛盾もある。
不公平もある。
「どうかな〜」と迷いながら
やらなくちゃいけないこともある。
でも、それだと生きていくの
しんどいからさ、
「言ったことは守るのが当たり前」っていうルールを
敷いちゃった方が楽なんだ。
スッキリするから。
脳にとってはそれが「快」だから。
万人受けもするからね。
(「そういうものだから」と言えちゃうしね)
だから、経験値を積んでいる大人ほど
実は1つのルールで全部のことを解決しがち。
勇気をもって一度
そのルールで世界を見ることをやめたらいい。
我が家で辞めたルールと
親子で検討して伝えてきたことはこれ。
明文化してもいないけれど、
忘れっぽい本人に、
繰り返し繰り返し伝えていること。
◆読み書き計算力
学校は無理して行かなくていい。
でも、小6までの漢字と四則計算は
母ちゃんと家で学習していくこと。
◆家族への感謝
学ぶ場所は自分で決めていいけど、
お昼にお弁当が必要な場合は
母ちゃんの仕事のスケジュールもあるので
前日までに言ってほしい。
そして、「ありがとう」を添えてもらえたら
頑張って作れる。
◆自分を大事にするNOを言う
言いたいことは伝えていいし
甘えてもいいけれども、
(本人も私も)「それは無理」っていうリクエストも
できないタイミングもある。
その時は、心置きなく断っていい。
(無理して相手に合わせたり、聞いてあげようとしなくていい)
もっとたくさんあった気がしたけれども
現段階では本人にとっては
これが数多いかな〜と思ったので
書いてみました。
子どもたちがみている世界。
興味深いですよ。
混沌としてて笑
理解できなくても
理解できないまま
関わってみてください♪
「そうなんだね」
「あなたはそう思うんだね」って
理解できなくても
声に出してあげてください。
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