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[パロディ美術館]鬼遣ら「れ」

「パロディ美術館」、
一月の企画は「Scare away demons」

日本の「節分」のことを聴いたキュレーターが
気鋭のアーティストに
「追い払われた鬼」というテーマで
制作を依頼したものです。

よくもまあ、こんなオドロオドロしいものが
次から次にイメージされるものだと感心しますが
よく見ると、確かに悲しみや憐れさが感じられます。
決して、怖がらせるだけの表現ではありません。

満身創痍の鬼のイメージは、
AIが勝手に描いたものです。
何しろ、出発点が節分の鬼だったので
ぎょっとしましたが
考えてみると、なるほどと
攻撃は攻撃されることでもある。
そのような性質が鬼だとすると
多くの人の心には鬼が棲んでいる
他人を憎く思えば
それは自分の心の鬼が活動していると云うこと
攻撃したくなれば
同時に 攻撃される不安に駆られる
豆まきは
いっそのこと 互いにぶつけあって
痛みを感じた方がいいかも

余談ですが
AIには知性がないとか
意識が芽生えるなんてあり得ないとか
いわれますが
今回も何かを感じました
コイツ(AI)、ぜったい何か考えてる……と
みなさまは、いかがでしょう?

2024年版 ↓


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