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光の隠れ画5


天才にはどうして奇人変人が多いのか?

脳科学的に云うと
周囲の者たちと、いちいち感じ方、
考え方が違うために
絶えずそのズレを調整しないと行けない

何で自分だけが……
どしよう? どうすればいいの?

それが脳の活動を活発化させ
高度な知性、独創的な発想に
つながっているのではないかと

さて、今日の光の物語

その宇宙には
「闇」しかいませんでした
しかし、そんな「闇」の者たちの中にも
ごく一部、変わり者はいました
「変闇」です

「闇」と「変闇」の間には
いつも摩擦が起こりました
「変闇」は普通にしているつもりでしたが
「闇」からすれば いちいち気に障るのです

ある時、そんな「変闇」のひとりが
その摩擦エネルギーを使って
発電・発光する仕組みを発明しました!
宇宙に光が誕生した瞬間です!
もちろん、皆から大歓迎されました~

光と闇は相反する存在だとか
敵対関係だと思われがちですが
その宇宙に存在するのは
「闇」と「変闇」だけで
光は 摩擦によって生じる反応だったのです

気取った「光」がいる世界よりも
そっちのほうが庶民的かも

その宇宙と比べると
人間界は まだまだですね
いじめられっ子や虐げられた人たちが
光り輝いた! という話はききませんから

変わり者は奮起して
摩擦を光に変えないと、ですね!


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