[幻聴ラヂヲ]知識人の話
今日も聞こえてきた どこかの星の海賊放送
番組内容は
学者や作家など、知識人たちの座談会のよう。
人気者たちに比べると、いかにもまどろっこしい。
しかし、聴くべきところはあった。
たとえば、最大の暴力装置は国家である
というようなことが、ふつうに語られていた
思えば、わたしの学生時代はそれが常識だった
今、大学でそんなことをいうと
学生が戸惑うらしい
そういえば、
印某ロンでも そういうことはいわない
印某ロンがメインに扱うのは、超国家権力なので
国家など「小者」なのだ
しかし、これはナメた話であって
国家権力のおそろしさを逆に矮小化してしまっている
とはいえ、知識人たちの限界もわかった
あの暗殺事件も あの未遂事件も
額面通りに受け止めている
不審な点があるとか、本当のことはわからないとか
そういった留保もつけない。実に怪しい
いうまでもなく
事実なのか偽装なのかでは大違いもいいとこだ
どんな綿密な分析をしようと
出発点が間違っていれば、まったく意味がない
いったいどういうつもりなのだろう?
知識人というのも
一つの社会的な立場(稼業)であって、
タブーは守っていると云うことか
あともうひとつ
A国の大統領選についての話
これはかなり見事だった
印某ロンにまったくふれずに
もっともらしい考察を積み重ねて
結果的に 同じ結論を導き出していたからだ
そこまでやれば「藝」である!
「藝」といえば、
話の後半は、有料だった…
少なくとも半分は商売ということか
ならば、後半で語られるのは
客受けするオチということになりそうだ
さもないと、次がなくなる
そこに気づかずに
自分の思っていたことが知識人らによって肯定された~
と思ってる客たちがいたましい
その点、この星の人は
そんな見え透いた手に乗ることはないだろう
何しろ 格言があるから