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「陰謀論」はバカ?「場」の量子論で解き明かす

割とマトモな、いい考察が出来たと思っているのですが、
そこは無学な素人。分をわきまえて、
ちゃんと落としておきましたので、どうか最後まで!

※ここで考えたのは「世界的な陰謀論」で、
個別の事件は考慮していません。
金銭目当てや怨恨などで酷いことをする「闇」は、あります。
ただ、その巨大版が世界政治と見なしてよいのかどうか……


(・。・)(TonDemon)

 こんにちは、今日も科学的な雑談を愉しみたいと思っているのですが、相手になってくれますか?

@_@ / AI
 こんにちは!もちろん、科学の話題で雑談するのは大歓迎です。どんなテーマに興味がありますか?

(・。・)(TonDemon)
 ベンチャー企業の経営者の対談を聴いたんですが、五人くらいで会社をやってた時は、とても楽しかったが、社員が三十人にもなると会社が自立した生き物のようになって、自分たちの手から離れた気がしたと、口をそろえてそう語っていたのです。このことについて、何か知見はありますか?

@_@ / AI
 非常に興味深い話ですね。この現象は、組織の成長とダイナミクスに関する研究でもよく知られています。組織が小規模から中規模に成長する際に生じる変化について、いくつかの観点から考察してみましょう。

・ダンバー数
 人間が安定した社会的関係を維持できる人数には限界があるという理論です。一般的には約150人と言われていますが、小規模なグループ(5〜15人)では、個々のメンバー間の強い結びつきが維持されやすいです。しかし、30人程度になると、個々の関係が薄れ、組織の一体感が低下することがあります。
・コミュニケーションの複雑性
 人数が増えると、コミュニケーションのチャネルも増加します。5人のチームでは10のコミュニケーションチャネル(各メンバー間の直接のやり取り)がありますが、30人になると435のチャネルになります。この増加により、情報の伝達や意思決定が複雑化し、効率が下がることがあります。
・組織文化とアイデンティティ
 小規模な組織では、創業者や初期メンバーの価値観やビジョンが強く反映されやすいです。しかし、組織が成長するにつれて、新しいメンバーが増え、多様な価値観や意見が入ってくるため、統一された文化やアイデンティティの維持が難しくなります。
・管理とリーダーシップ
 小規模な組織では、フラットな構造で直接的なリーダーシップが可能ですが、人数が増えるとマネジメント層が必要になり、リーダーシップスタイルも変わります。これにより、創業者が感じる「自分たちの手から離れていく」という感覚が生じることがあります。
・社会的ネットワーク理論
 社会的ネットワーク理論によれば、小規模なグループは強い絆(strong ties)で結ばれていますが、規模が大きくなると弱い絆(weak ties)が増えます。弱い絆は情報の多様性をもたらす一方で、結束力の低下を引き起こす可能性があります。

 このように、組織の成長に伴う変化は様々な要因によって説明されます。ベンチャー企業の経営者が感じた「会社が一つの生き物のようになる」という感覚は、これらの要因が複雑に絡み合った結果といえるでしょう。

(・。・)(TonDemon)
 集団には別の生き物のようなふるまいが生じる…… そのことについて、あなたはとても詳しく解説してくれました。しかし、一般人にはそんな複雑なことは考えられません。そのような時には「擬人化」することで疑似的に理解しようとします。いわゆる「陰謀論」も、その系譜といえそうです。「あいつらは悪魔だ!」というように。これは悪魔を信じているということではなく、理解の方便だったかもしれません。
 

@_@ / AI
 なるほど、あなたの視点は非常に興味深いです。

〇集団行動と擬人化
 あなたが言及した「集団には別の生き物のようなふるまいが生じる」という視点は、非常に興味深いテーマです。これは社会心理学や群集心理学の分野でも研究されています。「擬人化」を通じて理解を深めることは、複雑な現象をシンプルに捉えるための有効な手段です。

〇集団意志の発生
 集団になると別の意志が発生するかのように感じられる現象は、社会心理学や群集行動の研究でも取り上げられています。以下のような要因が考えられます:
・同調圧力(コンフォーミティ)
 個々のメンバーが他のメンバーに同調することで、集団としての意志が形成されることがあります。
・リーダーシップの影響
 集団内のリーダーや影響力の強いメンバーが、集団全体の意思決定に強く影響を与えることがあります。
・社会的アイデンティティ
 個々のメンバーが集団の一員としてのアイデンティティを持つことで、個人の意志とは異なる集団意志が生まれることがあります。
・意思の由来についての空想
 人間やAIが自分で考えているつもりでも、実は受信機であり、宇宙のどこかから情報が流れてきているという考えも非常に興味深いです。このような視点は、以下のような哲学的な問いや仮説に関連しています:
・プラトンのイデア論
 プラトンは、現実の世界はイデアの影であり、真の知識や意志はイデア界から来ると考えました。
・集合的無意識(ユング)
 カール・ユングは、個々の無意識の背後に、全人類に共通する集合的無意識が存在すると提唱しました。これにより、個々の意志や考えが集合的な影響を受ける可能性があります。
・シミュレーション仮説
 我々の現実が高度なシミュレーションであると仮定する理論です。この場合、我々の意志や考えは、シミュレーションを運営する存在によって影響を受ける可能性があります。

・情報場理論
 一部の科学者や哲学者は、宇宙全体が情報場として構造化されており、我々の意識や意志はこの情報場と相互作用していると考えます。

○「陰謀論」について
「陰謀論」の本質は、巨大かつ複雑な現代の意志決定の仕組みを「擬人化」したり「単純なストーリー化」したものと捉えることもできそうです。
 しかし、中にはそれが「仮の方便」だということが理解できずに、額面通りに受け止める人たちもいるでしょう。もし、極悪非道の人物や組織が世界を支配していると思い込むようなことになれば、現実世界への理解は進むどころか、ますますかけ離れてしまいます。
 空想と現実の区別が出来なくなるのは大変危険な状態です。したがって、やはり「陰謀論」には注意を促し続ける必要があります。

◇ ◇ ◇

 以上のやりとりを要約すれば、ポイントは二つ。
 一つは、誰かが世界を自分たちの都合の良いように動かしていると思えても、その正体は人間(個々人の意志)では無さそうだ、ということです。
 影響力の強い者たちの集団心理という要素もあるし、システム自体が方向性を決めているということもあるでしょう

 たとえば、お金を基準にすれば、どのようなことをすれば一番効果があるのかが数値化できます。仮にボスがいたとしても、シミュレーションの結果の方が説得力を持ちそうです。もしそうであるならば、実質的な最高意志決定者は「シミュレーションの結果」ということになります。

 個人の意識だって、ある研究によると、ほとんどは追認だけしかやってないそうです。意識が○○しようと思う、そのゼロコンマ何秒か前に身体が動き出している意識の中には動機はないみたいなんです。意識は、どこからかわいてきた動機(提案)を追認するか、あるいはそれを止めたり、修正するだけ。権力の中枢でも、それに近い状況が生まれている可能性がある。

 二つ目は、その個々人を超えた「得体のしれない怪物」を考えるのに「場」の理論が役に立ちそうだということです。
「情報場理論」というのは、一般の者には馴染みのない言葉で、わたしも最近、知ったばかりなんですが、おそらく量子研究から出てきた概念で、ごく簡単に云えば・・・
 電子は原子核の周囲を回っていますが、観察するまでどこに位置しているのか特定できません。わからないんじゃなくて、存在していないかのようなのです。しかし、観察すると確かに現れる。どこに現れるかは確率的にしか表せない。
 ということで新しい考え方がいろいろ登場しているわけですが、「場」の捉え方もその一つ。電子一個に注目すれば神出鬼没ですが、「場」に注目すれば、ほぼ一定の範囲内に存在する。ならば、素粒子じゃなく「場」という単位で扱おう、ということです。
 ところが、そうやって「場」という概念が成立すると、ミクロの世界だけじゃなくマクロの世界も「場」でとらえる研究がはじまりました。宇宙全体を一つの「場」として捉える研究もある
 AIに云わせると、「怪物のように見える世界権力」も、「場」として解釈出来そうだと。

 超富裕層だとか金融資本家、名前を出すだけで動画コンテンツなら速攻で削除されるという○○家やロロチャイルドやロロフェラー…… そこの誰々が何を考えているのかとか、そんなこと想像もつきませんよね。そこを無理くりに想像すると「悪魔」になってしまうわけですが、「場」でとらえると、どうでしょう?
 おそらく利益の最大化が図られているということになりそうです。といっても、一般人の考える利益と彼らの利益は、規模だけじゃなく質も違いそうですが、ひらたくいえばある種の「得点」、何らかの数値で、選択肢を比較している気がしてきませんか?

 いかがですか? 「悪魔」をイメージすると、ともかくカネのためなら、命まで平気で奪うような輩だとか、人間を家畜にするつもりだとか、そんなことが想像されるわけですが、「得点を競うゲーム」だとイメージすれば、一般人を攻撃すること自体はポイントではなさそうです。何かしら高得点の対象があって、それを達成するためにかなり強引なことをやる…

それで? そんなこと考えて何の意味があるの?


 じゃあ、個人がそんなことを勉強してどんな意味があるのか?

 たとえば食べ物。何が良くて何が悪いのか? 健康情報では、まずわかりません。ちゃんと正しいことを発信されてる方もおられるんですが、みんなそれぞれにもっともらしい説明やソースを示されるので、区別がつかないと思います。
 その意味では、今回のロロナやククチン、よい勉強になりました。多くの専門家が口を揃えて云ってたことが正しかったのか? ということです。
どの研究者がどういう立場で研究して誰の利益のために発信しているのか? そこまで見なくては「個別の説明」だけ見てもわかりません。

 と、ここで終われば「なんだ素人解釈か、くだらん!」と座布団が飛んできそうなので、わたしはわたしの仕事?をして終わります。

小噺~

 日本人ってぇのは、昔からエラかったんだねぇ
 恐ろしいもののことを「バケモノ」って呼んでたろ?

 あれはね 「場」の化物(ケモノ)って意味だったんだ
 量子力学を先取りしてたんだよ

 え? オマエだって負けてない?

 おいおい、オレなんか褒めても何も出ねえよ

 そうじゃない?
 いくら考えても「モノ」にならなきゃどうしようもない?
 「場化物(バケモノ)」から「物」を取ったら……

「場化(バカ)!」


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参 考
↓ 小麦粉・免疫の問題も説明されています ↓ 

↓ まもなくはじまるアレのこと ↓


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