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「大人もできるかな」という自主企画の勉強会を毎月開催して1年半になりました

今まで1年半の間、毎月なにかしら自主イベントを開催できたのは、この渋谷のイベントスペースがあったことが大きい。そもそも、最初に「イベントやりたいなー」ってSNSに投稿した際に、「うちのイベントスペースを使っても良いですよー」って声をかけていただいたおかげで、この「大人もできるかな」って企画が生まれたので。

機械翻訳で物語を100の言語に翻訳し、それを電子書籍にしてKindleで販売する遊び

一番最初にやったのが、「機械翻訳と電子書籍」をテーマに、みんなで創作童話をつくって、それを100以上の言語に翻訳し、最終的にそれを電子書籍としてまとめてKindleで販売するというもの。これを簡単に実現する方法を思いついたので、そのやり方をシェアして、みんなでやってみたら楽しいかな、と思ったのがきっかけ。

音声入力と文字認識(OCR)をみんなでやってみたかった

次にやったのは、スマートスピーカーなどで一般的にも普及しつつ音声入力を実際にやりながらその方法や精度などを試しつつ、さらに画像の文字を認識するOCRをみんなで試してみようという企画。これは、自分も興味があったので、いろいろ最新のテクノロジーを勉強しつつ、当日会場で皆さんからも話を聞きつつ。面白かったですよ。このイベントで、「講師と生徒」という関係ではなく、「みんなで知識をシェアする」というナレッジシェアの形式が固まりました。

勉強会から突然飲み会へ!アンバサダーマーケティングについて語る

知人のFacebook投稿に反応する形で、「アンバサダー」をテーマにした飲み会を開催することに。参加者は、アンバサダーマーケティングを実践しているメーカーさん、アンバサダーとして活動しているブロガー/ライターさん、情報の拡散力が高いインフルエンサーさん、そして、アンバサダーマーケティングを数多く手掛ける会社の方なども集まり、いろいろな立場でざっくばらんに飲みながら語るという集まりに。

勉強会の時間内だけでは話足りずに、二次会でもこの話題で盛り上がりました。

街へ飛び出そう! 都電を貸し切って写真展を開催!

旅をテーマにした写真展を開催。そもそものきっかけは、チェコ旅行をした時の写真をどこかで展示したいと思って。プラハやブルノを走る路面電車の写真がたくさんあったので、「じゃ、都電荒川線の路面列車を貸切にして、そこで写真展をやろう!」って思いついて、実践しました。

この企画自体は、だいぶ前からあたためていたもの。でも、なかなか実施するきっかけもないままだったのが、この勉強会シリーズに組み込むことで、実現出来ちゃいました!

片道約1時間の距離を貸し切り列車で移動しながら、旅の写真を車内に展示して、それについて語るという、手づくりの写真展です。

お金の要らないフリーマーケットを開催

お金の要らないフリーマーケット、その名も「フリーフリーマーケット」を開催しました。基本的に、物々交換がメイン。自宅にある使わなくなったものを会場に持ってきて、それを交換する、というもの。交換する品物が無い場合は、「Pay it forward」方式で、後日誰かに親切にしたり、お金以外のことで誰かにやさしくしてあげるという条件で、無料で差し上げます。

クロネコヤマトの宅急便コンパクトを使って、遠隔からでも参加できるように工夫しました。箱で送ってもらったものを会場で展示して、お返しにその箱にいろいろなものを詰め合わせにして返送するという仕組み。

渋谷のイベントスペースの屋上も使って、お金で買えないフリーフリーマーケットを開催しました。

登らない山登り!早朝に品川富士登山

もともと僕が遊びでやっていた「アーバンアルピニスト」という企画をこの「大人もできるかな」と組み合わせた朝活企画です。

「アーバンアルピニスト」というのは僕がつくった自分の肩書で、直訳すると「都会の登山家」です。基本的には、なるべく登らずに山登りをしようというもの。例えば、モノレールで飛鳥山に登ったり、エレベーターで愛宕山に登ったり、代官山や青山に行ってみたりなどする企画。

その一環で、都内にある富士塚に登ろうというものがあり、それをみんなで早朝にやったら面白いかもしれないと思って、実施してみました。

ちょっとトリッキーで意味が分からない企画だったため、この日の参加者は僕も入れて3名でした。

夢を実現するにはどうすればよい?

夢を妄想で終わらせないために、頭の中にあるアイデアをどうやって形にすればよいのか。夢を実現する方法ともいえる、このテーマ。

実は、僕が開催した勉強会の中で一番準備期間も長く、思い入れのある内容でした。イギリス出身のクリエイターさんをゲストに呼んで、トークをしてもらいました。

この後、キッズ向けに同じテーマでワークショップも開催します。

アンバサダー飲み会が好評につき第二弾

一回目のアンバサダー飲み会が好評だったため、すぐに第二弾の開催が決定。参加メンバーも入れ替わって、「アンバサダーマーケティング」についてみんなで語りました。

僕自身、今まで累計60以上のアンバサダー施策に関わっていて、それが嵩じて実際に某企業のアンバサダープログラムの「中の人」として仕事をしたりなど、とても興味があるテーマです。

この時は、みんなでそれぞれベストアンバサダーを決めようっていうことで、「すごいアンバサダー大賞」の缶バッジをつくりました。

嫁さんと二人でデートをするだけの企画

基本的になんでもありの企画で。かつ、毎回なにかしら新しいことにチャレンジしようとトライしていく中で、これはかなり異色な回になりました。というのも、「嫁さんとミステリーデート」という企画だから。

嫁さんに、行き先を告げずにデートするっていう内容。そう、参加者は僕と嫁さんだけ。都内の名所を巡りながら、築地と豊洲を陸からと船から眺めるっていうのが本来のプラン。神田川を小型船で巡る予定だったのですが、天気が悪かったため予定を変更して隅田川クルーズに。

僕の操船で、嫁さんとボートにのってクルージングを満喫しただけ。楽しかったですよ。

外国語習得のコツをみんなで学ぶ

高校卒業後、僕は海外旅行にすら行ったことがなかったのにいきなりアメリカ留学をしまして。その時に英語を身につけました。ついでに、大学でスペイン語も勉強したりして、語学を学ぶのがとても好きです。

この時は、「語学力を身につける」というテーマで、外国語習得に必要なことや、テクニックなどをみんなでシェアしました。語彙力を高めるためのちょっとしたエクササイズも。

キッズ向けバージョンの「アイデアを形にする」ワークショップ

「大人もできるかな」で開催した「アイデアを形にする」というテーマの勉強会を、モチベーションメーカーというNGOのキッズ向けワークショップに作り替えて、「ワークショップをつくってみよう」という内容で開催しました。

自分の中の「好き」を可視化して、それをテーマにワークショップのアイデアをつくるというもの。僕が「大人もできるかな」でやっていることを子供たちがそれぞれの感性でやってみたらどんなものが出てくるかな、と。

厳密には、これは「大人もできるかな」のシリーズでは無いですが、スピンオフ企画ということで。外部のワークショップにゲスト講師として参加した形です。

写真を撮る、記事を書く、それをもとにつくる

子どもの頃から写真を撮るのが好きでした。大学でフォトグラフィーのクラスを受講してからは、自宅のバスルームを暗室に改造してフイルムや写真を自分で現像したり。

大学卒業後、社会人として初めて就いた職業が「フォトグラファー」でした。ロサンゼルスの宝石デザイン会社で、広告用の写真を撮るのが仕事。

書くのも昔から好きで、中学校の国語の先生の影響で、普段から文章を書くようになりました。1998年から個人のウェブサイトをつくるようになり、その流れで本格的に趣味のブロガーとして活動するようにもなりました。

そこで、「撮る」と「書く」を組み合わせて、何かを「つくる」というテーマで、この勉強会を開催しました。記事をつくるというだけでなく、きっかけや関係性をつくるということ。ブログを書いていたおかげで、いろんなきっかけをいただき、世界が広がりました。そんなことをこの勉強会では皆さんとシェアしました。

大人のかえっこと製品レビュー

娘が小さい頃、おもちゃの「かえっこ」のイベントでよく工作ワークショップのコーナーを担当していました。使わなくなったおもちゃを会場に持ってきて、他のおもちゃと交換するというイベント。

僕が企画したのは、その大人バージョン。使わなくなった製品やガジェットを会場に持ち寄って、交換する会。「大人のかえっこ」です。

さらに、イベントの第二部では、会場にいらっしゃった日本ポステックの担当者さんからユニークな製品をレビュー用にご提供いただき、製品レビューの書き方なども皆さんとシェアしました。また、ぺんてるさんから水彩スティックもご提供いただいて、それを後日使ってみてレビューを書いたりなど、実践も兼ねた勉強会を開催しました。

チェコ共和国大使館で「旅と情報発信」の勉強会

「チェコ親善アンバサダー」として活動しているご縁で、広尾にあるチェコ共和国大使館の会議室で「旅と情報発信」をテーマにした勉強会を開催させていただきました。

日本酒の情報発信をしながら、信じられないくらいアクティブに活動されている酔いどれんぬこと稲浪さんをゲストにお呼びして、旅をしながらブログやSNS等で発信するコツをみんなで学びました。

また、チェコ関連のイベントでもお世話になっているTABIPPOの方によるゲストトークも。

もちろん、僕もブロガー/ライターとして国内外を旅しながら記事を書いてきた体験をみなさんとシェアしました。

気候変動をテーマにしたドキュメンタリーの上映会

知り合いのアーヤさんがプロデューサとして制作した『Signs from Nagure』を「大人もできるかな」の勉強会で上映し、環境問題や気候変動についてみんなで語りました。

社会課題を解決するには、ひとりひとりがまず考え、行動することが大事だなと改めて気づきました。

市民上映会というものをずっとやってみたかったので、僕としてもひとつの夢がかなった感じで。嬉しかったです。

都内で富士登山ツアー、ふたたび

7月1日の「お山開き」の日に、この日にしか登れない富士塚を含む、合計5つの富士登山ハシゴツアーを開催しました。

同行したnanaさんの趣味が御朱印集めということで、僕も御朱印デビュー!前から興味があったので、すごく良いきっかけになりました。

こうやって、参加者さんから毎回いつもいろいろなことを教えてもらっています。

都電を貸切にして写真展第二弾

昨年開催して好評だった、都電荒川線を貸し切りにして、旅をテーマにした写真展を開催する企画の第二弾。今年も、始発の三ノ輪橋駅から終着の早稲田駅まで、約1時間の道のりを貸切列車で満喫しました。

それぞれ、旅をテーマにした写真を持ち寄り、車内に飾ります。そして、参加者同士でその写真の旅の思い出を語るという内容。手づくりの写真展。

貸切の料金も手ごろな価格なので、ぜひ皆さんもやってみてください。

そして今回、18回目の勉強会はこの1年半の総括

この度、このイベントスペースが無くなることが決定して。最後にもう一度この場所で、お別れの意味も込めて勉強会を開催することにしました。テーマは、この1年半の「大人もできるかな」の振り返りと、イベント開催のコツについて。今回も、みんなでアイデアを持ち寄りながらシェアする形式。

寂しいなぁ。この場所は無くなってしまうけど、なんらかの形で勉強会は続けたいなと思っています。

とりあえず、2週間後に迫ったこの勉強会のために、準備を始めたところ。

今回をいったんの区切りとしてリセットしつつ、今後は形を変えて勉強会やイベントは続けていきたいと考えています。ひとまず、最後の勉強会、頑張ります。

この記事が参加している募集

「日曜アーティスト」を名乗って、くだらないことに本気で取り組みつつ、趣味の創作活動をしています。みんなで遊ぶと楽しいですよね。