冷えをとる[酒風呂編]
いつもの入浴回は…知る/学ぶのインプット(前編)と、実践/応用のアウトプット(後編)に分けて紹介するけど…今回はどちらも実践回です。
早島妙瑞氏が書かれた『からだの「冷え」がよくとれる』では、冷えを中心にさまざまな症状を軽くし、根本的に治す方法を、導引術の視点から説明している。
今までと毛色が違う!あやしい!
それは読んで、試してからでも遅くないよね。
僕はみんなと一緒にからだから心を整え、その先へアプローチしたいだけ。
簡単だから、最後まで読んでほしい。
✎𓂃
01 歴史がうんだ健康法
中国五千年の歴史の中で育まれた導引術は、特別な場所や道具はいらず、技術や体力も必要としない。
そして効果は多岐にわたり…体を流れる「気」の巡りをよくするため、冷えの改善にとても効果がある。
体を冷やしすぎると、夜に眠れなくなったり、体調を崩しやすくなる。女性はこの時期辛いよね
血行が悪くなるから、腰痛や肩こり、手足のしびれ、むくみも起きる。
導引術とは…中国に昔から伝わる健康体操のようなものを、現代向けにアレンジしたもの。日本の医学界でも評価されているんだよ。
そんな導引術の入浴法が、今回紹介する「酒風呂」なんだ。
02 すぐれた効果
酒風呂の効果は大きく4つだ➴⡱
□体がよく温まる。湯冷めもなくポカポカ。
□疲労が取れ、すっきりとした気分になる。
□眠る前に入れば、熟睡できる。
□全身の肌がつややかで、すべすべになる。
実践された方の体験談(抜粋)は、このように書かれていた。
体験者はIT系のコラムニストさん、たまった疲労から偏頭痛を抱えていたそうだ。
またある女優さんは、夢のような効果を語る。
僕はまだ未体験だが、みんなにも知ってほしくてこれを書いている。
03 お酒のチカラ
飲むイメージが強いお酒だが、外用としてもさまざまな効果を持っている。
中国五千年の歴史の中には酒マッサージなるものがあり、女性にとっては嬉しい美肌作用・プロポーションの向上・体内浄化作用といった効果が得られる。
日本でも武士たちは「キズには酒」が常識で、酒のチカラを上手に利用してきた。
水はわかしてお湯にすると、“気”を失うと早島氏はいう。
お風呂に酒を入れるのは、失われた気を酒の気で補うという目的だ(次回紹介するヒバ湯も同じだよ)。
酒風呂が体にいいのは…お湯の温度と水の圧力や浮力による効果 + お酒の気が加わり、体の芯にまで作用する、ダブルのパワーなんだ。
04 酒風呂の入り方
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?