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"かんたんにモテる"テクニックとダークサイド

シンプルなテクニックで信頼感を得る

何気ない日常会話の中にも、自分にとって有意義な情報が隠れているものです。

本日はご質問を受けましたので、それについて答えていこうと思います。

質問の内容は、「簡単かつ効果的に相手に好印象を与えるにはどうしたら良いか?」というものです。

効果絶大バックトラッキング

すぐにトレーニングをしなくても使えるテクニックとしては、バックトラッキングがおすすめです。バックトラッキングは言葉を同調させて、相手の潜在意識の中に信頼感を作り出すテクニックです。

バックトラッキングの例文
私「昨日、Aさんの言っていた画家の○○さん、今度六本木で個展を開くって言ってたじゃん」  

Aさん「あの綺麗な絵を描く○○さん?」  

私「そうそう!あの綺麗な絵を描く○○さん、気になって作品をひと通り見たんだけど、すごく良かったよ」

↑の例文では「あの綺麗な絵を描く○○さん」という言葉を、ただオウム返しのように言い返してるだけです。シンプルにオウム返しをするだけなので、どなたでもすぐに出来ると思います。

例文の流れなら、そのまま話しを続けていき、最終的に個展に誘ってみるといいと思います。

ダブルでお得なバックトラッキング

このテクニックは、潜在意識に働きかけるだけでなく、"あなたの話をちゃんと聞いていますよ"、"会話を理解していますよ"というサインも同時に与えています。

ちなみに例文の"私"は、Aさんに画家の情報を昨日聞いて、その日の夜、すぐに作品をひと通り見たのだと思われます。

相手に言われたらすぐに行動に移すというのも、相手の好感度を上げる行為になります。

もちろん、人の言うことをすぐ聞いてしまうという意味ではないですよ。Aさんだけは特別という感じが素敵なイメージです。

テクニックのダークサイド

連発に注意

言葉をオウム返しするだけの簡単さゆえに、初心者は連発しがちです。相手は、あまりにも自分の言うことを連発されると、「この人ちゃんと私の話しを聞いてるのかな」と不信感をおぼえます。

バレると危険

「ん?オウム返し?」と相手に悟られてしまうと、効果がないどころか相手を怒らせる可能性があります。また、少し心理学などを学んでいる相手だと「バックトラッキングやってるんだ」と悟られる可能性があるので注意しましょう。

バックトラッキングは、シンプルで効果的な方法だけに、使いやすさと見破られやすさを兼ね備えているテクニックである事をしっかりと認識して、職場やプライベートで活用すると間違いないでしょう。

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