より賢く、より速くなる【クロックサイクルトレーニング】
「1日は誰にでも24時間ある」と言う人がいますが、同じ24時間でも楽しい時間はすぐ過ぎて、つまらない時間はなかなか過ぎません。
なぜなら、本質的に時間とは感じるものであり、脳のつくっている情報だからです。
体感時間や生体時間、脳のCPUのことを広い意味で"クロックサイクル"と言います。
CPU(Central Processing Unit)を加速させる
CPUは、パソコンの情報処理の中心的な役割を担っていて、パソコンへの命令は基本的にCPUで一度処理され実行に移されます。CPUの処理速度が速ければ、それだけパソコンが快適に動作するということです。
クロックサイクルトレーニングによって高速情報処理ができるようになれば、趣味の時間を増やすことも、自己実現やゴール達成へと近づくことも簡単になります。
クロックサイクルトレーニングの方法
トレーニングの下準備
まずは、トレーニング前の下準備として現在の生活動作と情報処理動作の把握をしていき、朝起きてから眠りにつくまでの具体的な動作と情報処理にかかっている時間を計ってみましょう。
例えば、
・服選び・食事などのメニュー選びの時間
・着替え、洗顔、お風呂などの時間
・食事にかかる時間
・1冊の本を読む時間
・仕事などの処理時間
それ以外にも様々な行動や情報処理に費やす時間があると思いますので、思いつく限りすべてを計測し把握しておくと良いでしょう。
動作、処理速度を上げていく
次に、把握した動作や情報処理に対してかかっている時間を、意識的に短縮していきます。
例えば、服選びに10分かかっているのなら5分というように、最初は2倍速で処理できるようトレーニングしていき、最終的に6倍速くらいまで速めることを目標にしましょう。
トレーニングのポイント
歯磨きや通勤など物理的な動作を短縮する場合は限界があるため、情報処理動作(頭を使う仕事)の短縮を主軸にしましょう。
初めは時間が足りない感覚があるかもしれませんが、慣れてしまえばこっちのものです。脳トレは粘り強く、根気よく、楽しみながら続けていきましょう。