国産最後の2階建てバスで壁紙をつくってみた話
今日はいつもの小説でなく、雑記帳枠にします。
壁紙をまた作りました。今度はバスを使って。
元写真の撮影まで
大阪が誇るターミナル、梅田に行ってきました。もちろんバスを撮るために。
様々なバスが集まるこの地における今回の目玉としたのは、近鉄バスが走らせる「OSAKA SKY VISTA」。
大阪市内を、屋根を取ったオープントップバスで回る定期観光バスで、1日4本が梅田のJR高速バスターミナルから出発しています。
今回、着いたのが昼の13時前だったのですが、実はそこからまあまあ後の14時40分に「3便(南・なんばルート)」が発車する事が判明。
そこでそれを狙う事とした訳です。
まずは公式サイト(後述)のルートマップなどから歩行者の邪魔にならないように狙えそうな場所を探し、じっくりロケハン。
その結果、大阪駅南側の桜橋口のタクシー乗り場から少し歩いた場所に決定。
一番手前はバス専用レーンですが、来るのは大阪駅を終着とする路線バスや、別のバス乗り場に向かうバスで、目の前にバスが来ない限りは大丈夫そう。(来たらバスから離れれば良い)
歩行者とのスペースもとれるこの場所で、と決定。
そして14時40分過ぎ、SKY VISTA3便は大阪駅を出発し、ちょうどジブンの前を通る…となったその時、手前のレーンを井高野車庫へ向かう大阪シティバスの車両が通過。
しかも立て続けに榎木橋やなんばへ向かう便も通ってしまい、3便は隠れてしまう結果に。
しかし、よく見ると3便は大阪駅前交差点で信号待ちの為に停車。
何としても諦めたくないジブンは信号待ちの歩行者の列に当たらないように注意しながら移動し、捉えられる位置に到着。
しかもこの時、3便の手前のレーンには車がおらず、全体を捉えられる事が判明!
そしてズームで無事捉えたのがこの一枚。
2009年式の7902号車。
稲田営業所に「大阪200か3939」のナンバープレートをつけて配属され、夜行バスとして活躍するも2018年にレギュラー運行から離脱。
その後、ファン向けツアー(外部リンク参照)で淡路島に行ったのを最後に一度廃車され、屋根を取り払ってオープントップバスに。
再登録を受け、先輩にあたる7101号車・7204号車と共に活躍を続けています。
本車種─「三菱ふそう・エアロキング」は2010年まで販売された、国産最後の2階建てバス。
そもそもの台数が少ない上に、個人的には出会う機会の少ない車種だったので、こうして出会えたのは感動ものです。
そして大阪市役所方面に走り去る姿を捉えたのがこの一枚。
バックに阪急うめだ本店と阪神百貨店が写ったこの一枚。
これをGoogleフォトとCanvaで壁紙にしようと閃いたのは、帰ってからの事でした。
壁紙を作る
家に帰り、まずはGoogleフォトで台形補正と切り抜きを実施。
邪魔なポールが消え、画像サイズも縦長に。
これをCanvaに読み込ませ、文字を打ち込んで完成です。
そして完成品がこちら。
少々画質が荒いかな、という気もしますが、オリジナルの「エアロキング壁紙」の完成です。
文字はシンプルに車種名+型式を細身のフォントでまとめました。
この「エアロキング壁紙」、みなさんもダウンロードしてお使い頂けますので、ぜひ。
注)本壁紙はあくまでも個人での利用を想定しています。営利目的での利用を禁止します。
あとがき
エアロキング壁紙、つくってみると何だか物足りない気もしますが、今後は大好きなエアロクィーンでも壁紙を作ってみたい所。
車両を推したものになるか、周りの風景を推したものになるかが鍵になりそうです。
以上、壁紙を“また“作ってみた話でした。
関連リンク
こちらが前作。
「待ち受け」としていますが、壁紙を作った事には変わりありません。
こちらは完全なるジブン専用です。
ジブンによる雑記のマガジン。
トラックから小説を書いたり、バスを見に行ったり、いろいろな記事があります。こちらもぜひ。
(以下は外部リンクです)
エアロキングについての詳細や歴史が記されたWikipediaのページ。
「OSAKA SKY VISTA」の公式サイト。
ロケハンで用いたコースマップや時刻表などが掲載されています。
前述の『ファン向けツアー』で夜行バス時代の7902号車が淡路島に行った時の模様(前編)と、7204号車が今回登場した「なんばルート」を走行した模様(後編)のレポート記事です。
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