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東大教授が給水係!?箱根駅伝の“おじさん”に迫る

<登場人物> 飯田橋博士 無類の読書とスポーツ観戦好き。猫を飼っていて、奥さんがちょっと怖い。

トウマ 博士のもとでお手伝いのようなことをしている大学生。



博士「トウマ、今年の箱根駅伝は見たかね?」

トウマ「ええ、もちろん。やっぱり熱いですよね、箱根は」

博士「ふむ、ワシもあの“給水おじさん”に目を奪われたよ。彼の正体、知っておるか?」

トウマ「あの白髪の人ですよね?ネットでもすごい話題になってましたけど…誰だったんですか?」

博士「彼こそ東大大学院の八田秀雄教授じゃ。乳酸研究の第一人者として知られておる」

トウマ「え、大学教授が給水係?それって珍しいんじゃ…?」

博士「その通りじゃ。彼は今回、東大の古川大晃選手のために走ったのじゃよ」


給水おじさんの正体は?

トウマ「でも博士、なんで教授がそんな役を引き受けたんですか?」

博士「東大は陸上競技の部員が少なくての、給水係の人手が足りなかったそうじゃ。そこで古川選手が直々にお願いしたそうじゃよ」

トウマ「そうなんですか。でも給水係って結構ハードじゃないですか?」

博士「ふむ、八田教授も最初は不安がっていたようじゃが、古川選手が“立ち止まって受け取りますから”と言ってな、感動して引き受けたそうじゃ」

トウマ「えー、熱い!教授も選手もかっこいいですね」

博士「ただ…給水係の練習中に周りから“何このおじさん?”とざわつかれたらしいがな」

トウマ「それは…ちょっと想像できますね」


乳酸研究と駅伝の深い関係

トウマ「でも博士、八田教授が研究している乳酸って何なんですか?給水係とは関係ない気もしますが…」

博士「乳酸は筋肉の疲労度を測る鍵になる物質じゃよ。運動をすると乳酸が溜まり、それがパフォーマンスに影響を与える。八田教授はこの乳酸を利用してアスリートたちのトレーニング方法を改良する研究をしておるのじゃ」

トウマ「それって箱根駅伝の選手たちにも活かされてるんですか?」

博士「今では多くの選手が乳酸値をトレーニングの参考にしておる。八田教授がその研究成果を日本に広めた第一人者とも言えるな」

トウマ「すごい…給水おじさんがそんなに偉大だったとは」

博士「じゃがの…教授は“駅伝に人生を狂わされた”とも語っておるがな」

トウマ「狂わされたわりには、ノリノリで給水してましたけどね!」


古川選手の熱い思いと教授の挑戦

博士「古川選手もただ者ではない。彼はなんと博士課程を1年延ばしてまで箱根駅伝出場を目指したそうじゃ」

トウマ「博士課程を延ばすって…本気度がすごすぎますね」

博士「その執念が東大チームを箱根へ導いたのじゃ。ただし…抜けてる部分もあるらしいがの」

トウマ「え、どんなエピソードですか?」

博士「予選会の日にコーヒーを買いに行って遅刻しそうになったとか」

トウマ「それ、ギリギリなやつじゃないですか!」

博士「ま、それでも彼のキャラクターが教授との絆を深めたのかもしれん。八田教授も“面白いやつだ”と笑っておったぞ」

トウマ「ほんと、二人ともいいコンビですね!」


原監督の名言集?

博士「さて、今回は箱根駅伝“給水おじさん”の話を深掘りしたが、どうじゃった?」

トウマ「めっちゃ面白かったです!駅伝がもっと面白くなりました」

博士「次回はもっと駅伝のディープなテーマでいこうかの。“先導車から繰り出される青学大・原晋監督の名言集”とかどうじゃ?」

トウマ「とっても濃いですね!ご飯、何杯でも食べられそう」


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!次回もお楽しみに!博士とトウマくんに話してもらいたいテーマがあれば、ぜひコメントでお知らせ下さいね。

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とうま
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