結婚生活をうまく続けるコツ

先日、Bar TANPOPOに初めて来たお客様がいまして

その方が何と、今週末に結婚式を挙げられると言うのです

「そんなタイミングで飲みに来て大丈夫なんですか!?」
「ほとんど準備は済んでいるので大丈夫なんですよ」

と言うことで安心してお相手することができたのですが

会話を進める内に、私が結婚してかなり経つ(来年を無事に迎えられれば銀婚式)ことが伝わり、その方からこんな質問が出ました

「結婚生活をうまく続けるためには、どうすれば良いですか?」

この問いに対して答えた内容を、こちらに記してみます

結婚生活において大事なことは、何よりも「夫婦間の会話」です
時間は短くても良いので、二人でゆっくり話す時間はしっかりとる必要があると思っています

我が家には三人の子供がいて、それぞれ二歳違いです
子供が小さい頃にはそれはもう育児には手が掛かりました

我々夫婦の親がすぐそばに済んでいた訳ではなく、気軽に子供たちの面倒をお願いできる状態ではありませんでした

しかし、我々夫婦は第一子が生まれた時からルールを決めました

それは「毎年、お互いの誕生日には何が何でも二人きりで外食する」でした

この外食をする時には、かなり早い段階から義理の母や独身の妹に子守りのお願いをするようにしていました

このルールを守ることで、普段家ではとても落ち着いてできないような話もすることができ、お互いの考え方を確認し合うことができ、例え考え方のずれがあっても擦り合わせていくことができたのです

世の中で良くある話ですが

子供ができると母は子供にばかり目が行きがちになり、父が育児に協力的でなければ余計に母と父の会話も段々と少なくなっていく

家の中ですら二人で話をする機会が長い期間持てていない、というのも珍しくありません

そのような状態が続いた上で、子供が大きくなって手が掛からなくなり、夫婦二人で外食できるような状態になったとしても「今更二人で何を話していいか分からん」と言って、夫婦二人の外食なんて考えられないというケースも珍しくないです

会話は考えようによっては技術を伴う行為であり
長いことやっていなければ腕も鈍り上手にできなくなります
例え夫婦間であっても上手くできなくなることはある訳です

と言うことは腕を鈍らせないよう会話を強制的にする機会を持つような仕組みを作ることが大事

これは子供がいるいないに関わらず当てはまります

これから結婚する人たちにとって、参考になれば幸いです

トム

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