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【TOLOPANの真髄に迫る vol.4】池尻でお店と人との思いをつなぎ続ける、東山⁡

グランドメニューのこだわりをお伝えする
連載企画の第 4 弾。


今回は、東山。


もっちもち。
口の中で跳ね返る、弾力のある生地。

じんわりと染み渡る、豆腐の優しい味わい。
そこから溢れる、温かみのある甘さ。



美味しさの秘訣は、「型」と「材料」にあります。


「シフォン型で食パン作ろう」


代表のそんな一言で生まれたのが、この東山。

普通なら、シフォンケーキのような
甘みのある方向にいくだろう。

でも、それではおもしろくない。

せっかくなら「型」に意味を与えたい。


そこで、
型のポテンシャルを存分に生かすため、
吸水量が多く持ち上がりの悪い生地をチョイス。

さらに、
オープン当時TOLOPANの2軒隣にあった
豆腐屋さんのお豆腐、豆乳を加える。

これが、
魅惑のもちもち食感をつくりだす。



豆腐を使うならヘルシーな方向にしよう。

そう考えて油脂に抜擢したのは、
エキストラバージンのオリーブオイル。

これが、一気に全体の一体感を生む。



TOLOPANの発想力。
豆腐屋さんとのご縁。

それがあったからこそ、生まれた食パン。

ここでしか、味わえない食パン。

だから名前には、TOLOPANの所在地である
池尻大橋の東山の「東山」を採用しました。



実は、もう当時の豆腐屋さんはありません。
現在は別のお店のお豆腐を使用しています。

粉も色々変えて試行錯誤しています。



「東山」の
味は変わり続けている。

しかし、

「東山」は
オープン当初から変わらず在り続けている。


お店と、人と、その思いを、

つなぎ続けているのが、「東山」なのです。




ぜひ、買った当日は手でちぎって
もちもちの食感を存分にお楽しみください。

次の日は、アジやサバの南蛮漬けをサンドして。
生食でも、トーストでもよし。
これが1番東山を美味しく感じられる
組み合わせだと考えています。

甘いのがお好きな方は、
ぜひトーストしてナッツのペーストを。

どちらも相性抜群で間違いないです。

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