精霊の国日本 千葉神社 鳥居の向こうの線路を越えて聖域へ 右京塚神社
参道がまっすぐに伸びて、あともう少しで本殿、というところで電車が横切る神社です。
参道はいつも清められていてきれい。近所の方々が見守っている聖域なんです。
由来は「もともとこの地には、三つの塚があり、そのうちの一つに神社が祀られていて三塚さんと呼ばれていた。現在の祭神は、大正九年(一九二〇)十一月二十三日に京都伏見稲荷より分霊したもの。隣接して、三塚様と呼ばれる宗教者が居住し、近隣の人々から依頼され占いをしていた。戦前は筒粥の神事なども行なっていた」とのこと。
塚は昔からお墓とか言われてますが、いまとなってはよくわからないですね。平城京跡地に行った時、奈良時代、平城京を作るときにも誰のものかわからない古墳があって、天皇陛下が「できるだけつぶさないよう都を敷設するように」という命令をくだしたという記録があったような……。
こちらもどなたか尊い方、この地域のまとめ役だった方のお墓だったのかもしれません。
今は、すかっとしたお稲荷様。
いつ参拝しても戸が開け放たれ、二拍手すると答えてくれそうな開放感なんです。
裏手には新し目の夫婦稲荷が鎮座しています。これは性器崇拝を残すもので、おおらかな日本らしい信仰のなごり。
近隣寺社のご紹介。右京塚神社から徒歩10分【高僧の伝説が残る水源地の聖域】囃子清水七面堂
右京塚神社から徒歩16分【百の庚申塔と壊れた物も祀る】鎌ヶ谷八幡神社
右京塚神社から徒歩18分【明治開拓民の守護神】初富稲荷神社
右京塚神社から徒歩20分【平将門伝説】道野辺八幡宮
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