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【企業向け】「働き続けるモチベーション~情報提供の重要性~」

いつもnoteをご覧いただき、ありがとうございます。

秋も深まり、ぐっと寒さが増してきました。
コロナも心配ですが、風邪やインフルエンザも流行ってくる時期です。
これまで以上に体調管理が必要な季節と言えますね。
また、年の変わり目には、様々な気持ちの変化も出てきます。
就労の継続に悩みを持つ方も出てくるケースがあるのではないでしょうか。

そこで、今回のテーマは。
「働き続けるモチベーション~情報提供の重要性~」

障がい者雇用だけには限りませんが、季節や年、年度の変わり目には働き続けることに迷いや悩みを持つ方が出てくることもあるかと思います。

「違う業種でステップアップを目指したい」
「体調が良くないため療養したい」
「仕事への目標が持てない」
「会社に貢献できている気がしない」

「違う業種で働きたい」や「体調不良」ということであれば仕方のないところではあるかと思いますが、仕事へのモチベーションはどうでしょうか。

仕事に対するモチベーションの低下

仕事に対する考え方は人それぞれあると思います。
給料がもらえれば仕事内容はあまり関係ない、与えられた仕事を黙々とやるだけだ、仕事にはやりがいを感じたい、自分が会社で役に立つことが嬉しい…。
ただ、多くの人は仕事にやりがいや意義を感じることが、仕事を続けるモチベーションになっているのではないか、と思います。
そのモチベーションが保てない時、悩んだり迷ったりする気持ちが湧いてくるのではないでしょうか。

では、何故モチベーションが保てなくなるのでしょう。
実際に悩んだことがある方に聞いてみると、こんな答えがありました。
「日々単調な仕事ばかりでつらい」
「何のために仕事をやっているのかわからない」
「この仕事が会社の役に立っていない気がする」

答えを見ると、仕事への目的意識が持てなくなることが、モチベーションの低下につながっているのではないかと推測されます。

仕事におけるモチベーションを維持するためには

では、働いている障がいのある社員は、自分が行っている仕事がどう会社に関わっているか知っているでしょうか。

例えば、自分が担当している仕事が、会社のどの部分を担っているのか。
仕上げた成果物が会社の売り上げにどのくらい貢献しているのか。
自分の作業は誰にどんな風に役立っているのか。

自分がやっていることが役に立っていることがわかると、貢献できている実感や目標が湧いてきます。
そのことが仕事のやる気度を上げることに繋がってくるのです。
単調な仕事だとしても、それが数値や結果となって理解できると、もっと頑張ろうと思えるのではないでしょうか。

明確な数値として示すことができない作業でも、どう役に立っているのかを具体的に伝えることで、自身の存在意義を感じることができます。

例えば、清掃の仕事であれば、「社内の〇〇課では清掃をしてもらっていることで気持ちよく仕事ができて、作業効率が上がったことで売り上げが伸びたよ」などと伝えることもできるでしょう。
これくらいのことでいいの?と思われるかもしれませんが、伝えるのと伝えないのでは大きな差となります。
モチベーションを保つことができれば、安定した就労に繋がりますし、その人自身の能力の向上にも一役買うことでしょう。

何もわからずに、ただ指示した仕事をしてもらうのではなく、情報を提供し組織の一員としての所属感と意義を感じてもらうことが大切です。

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