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「こんなミステリ、初めての体験です」「何が嘘で何が真実なのか」「終盤はまさかの展開に驚愕」――エヴァ・ドーラン『終着点』感想コメントご紹介!!!

こんにちは翻訳班のKMです。
暑い日が続きますね。帰宅して冷房がつけっぱなしでも、「座敷わらしが気を利かせて部屋を冷やしてくれたのだな」と涼やかな気持ちでいられます。電気代を思うとさらにほんのり涼しくなれます。

写真:Glowimages/Getty Images/装幀:岡本洋平(岡本デザイン室)

さて8月22日、エヴァ・ドーラン『終着点』(玉木亨訳/創元推理文庫)が刊行されました。事件発生後、過去へさかのぼる章と未来へ進む章が交互するという、ミステリ好きにはたまらない構造で紡がれる傑作です。まずはあらすじをどうぞ。

◇あらすじ◇
ここはロンドンの集合住宅の一室。女性がひとり。死体がひとつ。見知らぬ男に襲われ、身を守ろうとして殺してしまったと女性は語る。死体は名も明かされぬまま、古びたエレベーターシャフトに隠された……謎に満ちた事件が冒頭で描かれたのち、過去へさかのぼる章と未来へ進む章が交互し、物語はたくらみに満ちた「始まり」と、すべてが暴かれる「終わり」に向けて疾走する! 英国ミステリ界の俊英が放つ衝撃的傑作。解説=三橋暁

『終着点』エヴァ・ドーラン/玉木亨訳(創元推理文庫)

本書は多くの謎を内包しています。殺したのは誰か。殺されたのは誰か。いつどこで何が起き、これから何が起きるのか。謎が徐々にひも解かれる『終着点』の物語は、きわめて内容紹介が難しい。そこで本記事では、刊行に先駆けて行ったゲラ版先読みキャンペーンの感想コメントを抜粋してご紹介します。ネタバレなどありませんのでご安心してお目通しください。
(ゲラ版をお読みいただいた方、ご応募いただいた方、ありがとうございました!)


驚きの展開が訪れる終盤からラストに至るまで、あまりのスリルに呼吸を忘れました。(60代女性)

めちゃくちゃ面白かったです。堪能しました。
凝った構成が物語の面白さにちゃんと繋がっていて、素晴らしいなと思いました。(50代男性)

何が真実で何が嘘なのか。そしてタイトルへの回帰。思いもよらない結末への疾走感…いや、もう衝撃でした。(女性)

ええええっ!!えええええっ!!嘘??そんな? 
読み終わったあと、暫く呆然。(40代女性)

全てが語られ集約され、驚愕の事実に辿り着く、そこはまさに終着点、圧巻です。
こんなミステリ、初めての体験です。(50代女性)

一日で一気に読み終えてしまいました。凄まじいリーダビリティと没入度です。
本当に楽しめました。(40代男性)

最初はじっくりと読み進めるつもりだったのに、とてもじゃないけど途中で止められない。
終盤はまさかの展開に驚愕。ええっ、と思わず声を上げて、身震いしてしまいました。(60代女性)

最高に面白かったです!
何度でも言いたいです。最高に面白かったです! (50代女性)

そういうことだったのか!と驚きが全身を貫きました。
また最初から読み直したくなること間違いなしの小説です。(年齢性別無回答)

現在と過去とが交互に語られる構成が巧みで、なおかつその構成を存分に生かしており、読み始めたら一気です!!
最後はもう、「え!?えー!?」以外の言葉が出てきません。(30代女性)

全く予想外の驚きのシーンがあり、そこからの展開はジェットコースターのように目まぐるしく動き続け、最後に待っている"終着点"は「まさかこんな結末になるとは」といった気持ちでした。(30代男性)

じんわりと真相が浮かび上がってきたと思った瞬間、ある一言で物語は突如ミステリーとして立ち上がり、走り始めた。(60代男性)

語らない過去に始まりがあって、それぞれの終着点へつながる。とにかく読み応えがすごい。これぞ現代英国クライムサスペンス!(40代女性)

読み進めるほどストーリーは加速していき、後半は一気読みでした。
そしてラストはまさに「終着点」。
お見事でした。(40代女性)

緻密に考え抜かれた構成。目を離せない人物たち。おもしろくて、やめ時を見つけられませんでした。(40代女性)

複数視点ならではの疑心暗鬼に満ちた物語展開、そして圧倒的な幕引。あなたも「終着点」を最後までその目で見届けてください。(20代女性)

時間が巻き戻されるうちに、過去が事件につながっていくことがわかってぞくぞくしました。(女性)

どこでどんなトリックがあるのか、秘密があるのかと、止まらず一気に読み上げてしまった。(30代女性)

こんなにも優れたトリック、精緻なロジック、巧みなミスリードは、そうそうお目にかかれない。そして最後に用意されたサプライズは、もはやマジックだ。(40代男性)

面白かったです。一気読みでした。
最後の最後まで、なぜ、どうして、誰?と思いながらの濃密な読書タイムでした。(60代女性)


東京創元社が自信をもってお届けする衝撃のミステリ『終着点』
ぜひお手にとっていただき、無類の読書体験を味わってください!


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