『星を継ぐもの』から始まる大人気SF小説シリーズ最終巻『ミネルヴァ計画』が12月11日に発売! あらためてシリーズ既刊をご紹介します!
1980年の翻訳刊行以来、長く愛され続けているジェイムズ・P・ホーガンのSF小説『星を継ぐもの』。2024年1月に実施した創元SFオールタイム・ベスト読者投票でも堂々の1位を獲得した作品で、シリーズ累計部数は150万部を突破しています!
そして、そのシリーズ第5弾にして最終巻となる『ミネルヴァ計画』が12月11日に刊行決定いたしました!
壮大な謎と想像を超える未知の世界に、天才的原子物理学者ヴィクター・ハント博士と奇矯な生物学者クリスチャン・ダンチェッカー教授らが挑む本シリーズは2023年、創元SF文庫創刊60周年を記念して、全作が新装版としてリニューアルしました。その既刊4作をご紹介いたします。
★シリーズ第1弾『星を継ぐもの』
創元SFオールタイム・ベスト読者投票第1位
月面で発見されたのは5万年前の人間の遺骸!
月面で発見された、真紅の宇宙服をまとった死体。綿密な調査の結果、驚くべき事実が判明する。死体はどの月面基地の所属でもないだけでなく、この世界の住人でさえなかった。彼は5万年前に死亡していたのだ! いったい彼の正体は? 調査チームに招集されたハント博士は壮大なる謎に挑む。現代ハードSFの巨匠ジェイムズ・P・ホーガンのデビュー長編にして、不朽の名作! 第12回星雲賞海外長編部門受賞作。解説=鏡明
★シリーズ第2弾『ガニメデの優しい巨人』
2500万年前の宇宙船が現代の太陽系に帰還
木星の衛星ガニメデで発見された2500万年前の異星の宇宙船。その正体をつきとめるべく総力をあげるハント博士とダンチェッカー教授たち木星探査隊に向かって、宇宙の一角から急速に接近してくる未確認物体があった。はるか昔に飛び立ったガニメアンの宇宙船が相対論的時差のため現代に戻ってきたのだ。不朽の名作『星を継ぐもの』に続き、数々の謎が解明されるシリーズ第2弾! 訳者あとがき=池央耿/解説=堺三保
★シリーズ第3弾『巨人たちの星』
冥王星の彼方から届く謎の通信。発信者の正体は?
冥王星の彼方から、〈巨人たちの星〉にいるガニメアンの通信が再び届きはじめた。地球を知っているガニメアンとは接触していないにもかかわらず、相手は地球人の言語のみならず、データ伝送コードを知りつくしている。ということは、この地球という惑星そのものが、どこかから監視されているに違いない……それも、もうかなり以前から……『星を継ぐもの』に続くシリーズ第3弾! 訳者あとがき=池央耿/解説=山之口洋
★シリーズ第4弾『内なる宇宙』上下
人類の想像を超えたところに存在する宇宙とは?
ある日突然、人格が他者のものと入れ替わってしまう――奇異な現象が多発するジェヴレン社会に、ハント博士らは直面した。この人格変容は単なる精神異常の類ではなく、別の宇宙からコンピュータ・ネットワークを通じてデータが送り込まれているのだというが……。人類の想像を超えたところに存在する宇宙とは? 博士らはジェヴレンを狙う“内なる宇宙”を阻止できるのか? 第25回星雲賞海外長編部門受賞作。解説=永瀬唯
SF読者だけでなくミステリ好きからも絶賛される不朽の名作シリーズ。
この機会にぜひお手に取っていただき、シリーズ最終巻『ミネルヴァ計画』刊行にそなえてみてください。