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【論】みんなでマネーを知ろう(怒)!?/カネは統制の道具!

カネは統制の道具として非常に機能的だ。これほど万能な道具はない。
カネは人の動きや心理を統制することができる。個人の心理操作だけでなく、集団心理に対しても適用できる。カネを集めることはゲームの要素もあり、その作業に意義を与えることも出来る。カネは意義や思想をどれだけでも吸収できる。心も身体も行動も操作できる道具としてこれほど有効なものはない。
また『カネは価値を数値化したものである』というデマカセを信じさせることにも成功している。数値化できるというのは実に分かりやすい。
しかし実際にはカネは価値など表してはいない。では何を表しているのか。

カネは集団幻想を実体化したシステムに他ならない。何のシステムかというと人やモノを動かすときの必要なパラメータである。

1927年に高橋是清が裏が真っ白な200円札を刷った。これにより市場を一時的に安定させたらしい。これはカネの回り方を制御したに過ぎない。裏が真っ白な札をすることで何かの価値が増えたとは思わない。カネ周りの交通制御しただけだ。先述したようにカネはインフラなのだ。価値の数値化ではなく、価値や人や概念を動かすためのインフラなのだ。
実際の話として1000円札の寿命は1~2年らしい。よく使われる1000円札は2年で新しい札に交換されるらしい。カネは紙幣自体に価値があるわけでなく、汚くなったカネは交換される。

カネは人、モノ、概念を結ぶインフラである。カネはシステムの型を作るには万能なのだ。カネとはプログラム言語ようなものなのだ。真実を変位させシステムの型へと変える。技術との親和性も高い。カネというインフラを通せば、そっちに権力が集中する。カネの流れが操作できればあらゆることを統制できる。それが資本主義だ。カネは統制のシステムであり、社会のあらゆる歯車を形成している。

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