革命のはじめ方【レッスン24】誠について『武士道』新渡戸稲造著
今日は『誠』です。これ、きっと皆さんもグッときますよね。新撰組の隊旗(赤地)に金字または白字で染め抜いていたのでもお馴染みの『誠』です。
今の政治家には微塵もないのがこの『誠』ですね。政権の延命の為、自分の保身の為、嘘をついて地位を確保することが『賢い』と思っているのか。煙に巻くのを政治力だとでも思っているのか。本当に見苦しい人間がトップに立っているもんだ。人間は頭から腐る。
でも安心してください。腐っているのが頭だけなら、頭を挿げ替えればいいだけなので。選挙の時にいつでも出来ますから。怒りは選挙でしか消せないのです。私は今から楽しみで仕方がないです。
『誠』とは『武士の一言』に集約されます。
『武士に二言はない』とはよく聞きますよね。二言とは二枚舌のことです。要するに嘘ってことですね。武士の名誉を引き下げるものとして『二枚舌は死によって償う』とされています。
では『武士の一言』とは明らかですよね。
それは真実性に対する十分な保障です。武士の約束は一般に証書によらずして結ばれ、かつ履行されたのです。武士は『誠』を刀に賭けて誓うのです。だから刀は武士の命であったのです。
かっこいい。これがまさに武士の格好良さです。二言三言が当たり前の世の中です。政府は『1984』の如くダブルシンク、ダブルスピークを使いこなしています。彼らは二枚舌で我々を騙そうとばかりしています。
彼らの名誉はどこに行ったのか。はたまた初めから名誉など持ち合わせていない人間なのか。なんとも憐れな人間たちだと思っています。ああは成りたくないなと心から思います。
1984用語集
【ダブルスピーク】矛盾した2つのことを同時に言い表すことが出来る。
【ダブルシンク】矛盾した2つの信念を同時に持ち、同時に受け入れることが出来る。
※詳しくはジョージ・オーウェルの『1984』をお読みください。
いつの日か『1984』に関しては詳しく記事を書こうと思っています。
◇◇東京ハバナの理屈の想定外のコーナー◇◇
この記事はGWに書きました。GWに溜まったnoteの草稿を書き起こしていました。コロナ禍で外出が制限されていたので逆に気分もラクに原稿に打ち込めました。いつもならGWに家にこもっているなんて滅茶苦茶損した気分になってしまうと思うのだが「まぁ、原稿を書き貯めることが出来たのでいいか」って感じで心穏やかでしたね。それが良いのか悪いのか。『ジブン時間』って新しい概念を自分の中で育てていこうと思いました。
いいなと思ったら応援しよう!
ご興味いただきましたら是非とも『東京砂論』をサポートくださいますようお願い申し上げます。サポート頂けましたら誠に助かります。
『REBEL』と『COPENHAGEN』も宜しくお願いいたします。