【論】コロナが仕事内容を分断する/ヒトは二極化していく
キロキロとヘクと出掛けたメートルがデシに蹴られてセンチミリミリ。こんばんはヤツザキシロウです。東京ハバナの古い友人です。
これほど自分の仕事に関して真摯に向かい合い、考えたことは今までなかった。テレワークになる者、引越しをする者、仕事の今後を心配する者、今まで通りの働き方ができない者、私はこの目で見て、この肌で感じる。コロナにより仕事内容の二極化が進んでいることを。
A:オペレーション作業に従事する者
B:戦略立案に従事する者
【A】は、ある種の作業を効率的に繰り返す。文句を言わず、時間を守り、集団で協調性をもって作業を繰り返す。彼らは毎日の繰り返しに堪えるお人よしであらねばならない。
【B】は、プラットフォームを作るために、粗を捜し、文句を言い、集団を支配するため、ひとりで独裁的な構造を作り出す。彼らは日々考え続けなければならないし、不確かな未来に向かって走り出さなければならない。毎日スタートの撃鉄が落とされ否が応でも走り出す。
しかし、残念なことにその両者とも末路は同じなのではないか。
【A】の者は、いずれストレスや肉体疲労にやられ、システムから落伍者の烙印を押される。順番に、順番に、誰の例外もなく。だって人間の肉体には限界があるから。
【B】の者は、走り疲れ、息が切れ、精神がボロボロになっても止まることが許されない。そしてベルトコンベアーから振り落とされていく。
システムの上に乗っていては【A】も【B】もどっちになっても同じことさ。ゴールはそこには無いんだから。
コロナによって社会システムは地獄に変容した。今まで霧に包まれていたが、コロナは一陣の風の如く、この霧を吹き飛ばし、システムの全容を我々の眼前に露呈させた。
しかし、私は希望を持っている。システムが露になった今、変革するチャンスでもある。隠れていたものがようやく姿を現わしたのだから。
今、私は明るみになったシステムの上で安息の時間もなくゴールを探している。ずっと霧に包まれていた方が幸せだったのか、新しいゴールを見つける旅に出るべきか。
◇◇ヤツザキシロウの編集後記◇◇
出来れば、何も見たくなかった。でも見てしまったんだから後戻りはできない。こんな歳になっても変革の真っ只中なんて。さぁ、今までの常識を捨てて羽ばたけるかな。
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