石神井川と旧中山道を小旅行
先日小竹向原駅と千川駅の北側をウォーキングし、石神井川沿いも久しぶりに歩きたい衝動にかられ、実行してしまった日の記録。
まず、小竹向原駅クリオロ奥、公団脇の遊歩道をひたすら。帰宅してから地図を確認したら、小さな川が流れているところもあるらしい。散々歩いているエリアだが、訪れるたびに発見が。
養護学校横の緑道を歩く。正式名称が不明。開放感抜群なわりに、人気がいつもない。炎天下にはキツイ環境。随所に休憩用のかわいらしいイスが設置されている。計画関係者の気持ちを想像すると感慨深い。
前の画像の反対側。時間的に日陰だったのでこちらをひたすら歩いた。とにかく見晴らしがいい。
のんびり歩きながら石神井川の耕整橋に到着。練馬区を流れる石神井川より周辺が明るいような。並木道がないせいだろう。
川の水量もいい塩梅といったところか。それにしても天気のいい日だった。
中山道方面に向かう。しばらく歩くと、三日月のオブジェが。
山崎橋という名称の橋だった。一年中七夕みたいと一瞬思ったが、ウサギがいるので十五夜か。理由はいまだにわからない。というか調べていない。
某中学校の近く。この辺りは目黒川沿いのように桜?並木のトンネルを楽しめる。
ついつい見てしまう説明。へえ、石神井川って隅田川と合流するのね。知らなかったーやばい。
やはり、地域に親しまれたウォーキングコースなんだ。
狙うように気になる飲食店。玉子料理専門店らしい。何か焼き菓子でも買おうと思ったが閉まっていた。残念。
で、中板橋辺りでそそるせんべい屋さんに出くわす。
そりゃ買うでしょう。一枚ずつ梱包されているのだが、梱包も手作業のようで芸術の域。ネーミングも江戸っぽくていいじゃない?
猫の額よりも小さいと言いたげな大きさの公園。でも、しっかり石神井川のウォーキングコースの重要スポットのひとつのよう。
道の反対側は商店街。商店街の多さは板橋区ならでは。練馬区と街並みの違いを楽しめる。
川沿いに戻ったら、桜の樹の密があふれまくってすごかった。自分が虫だったら狂喜乱舞していたのかしら。
中山道手前で川がもうひとつあるなあと思ったら、つり堀。利用者もちらほら。水辺だから気持ち良さそうだった。
首都高下をくぐり、旧中山道に入る。なんと板橋という名の橋を発見。
仲宿は同じくそそる商店街である大山に行くとついでに歩けるから、何度か商店街はしごとして来ている。この日は石神井川経由のため、いつもと違う目線で歩けたよう。
だそうだ。
そうね、旧中山道だから日本橋からの距離感が必須なの。
庭園でありながら、児童遊園も兼ねているスポット。
石神井川緑道というんだ。板橋区における日本橋とか京都みたいな雰囲気。
さきほどのつり堀から首都高下を渡り、旧中山道までたどり着くのが大変だったのだが、実は川沿いを歩ける道があったのだ。なんだ。
さっきおせんべいを食べたばかりなのにやはりお腹が空く。マルジューという名前のパン屋さんってよく見るけど、たいてい大衆的な好みのラインナップだから通りかかると必ず買うのだ。
この豆屋さんにも、後ろ髪を引かれて入り買った。
途中の新しい公園で。旧中山道における観光案内所みたいな立ち位置。近所の人々が三密を避けながらくつろいでいた。思わずちゃんと読んでしまう。
マルジューで買ったパンをほおばった。油脂たっぷり、具たっぷり。満足感もたっぷりよ。
ここら辺は板橋宿なのね。
交差点を渡り、板橋駅に続く旧中山道はモダンな商店街。
平尾宿という。アピールの仕方がシンプル。それはそれでいい。とにかく練馬区との雰囲気の違いがたまらない。
都心のJRでは珍しい踏切。しかも赤羽線だってよー奥さん!
で、池袋方面に向かっているつもりなのに突然北区に入る罠。
まっすぐ進み明治通りに突き当たり、たしか旧中山道はここでゴールだっけ?違ってたらごめんなさいよ。
で、まだ北区滝野川なのね。
明治通りのゆるやかな坂。風がそよそよしてて、気持ちよかったー
で、まだ滝野川じゃん。しかも丁目の数が増えてるし。
ふと見上げると小さな門前町?
やっと池袋のつく地名の場所に。気になるけど帰宅が遅くなるのでスルー。
五差路の手前。ようやく池袋に来たー。ジュンク堂で新しい道路地図を買い、自宅のある江古田駅付近までさらに歩く。
さて、買って帰ったものを紹介。旧中山道板橋宿不動通りにある但馬屋煎豆店で買った揚げもちと三色ビンズ。何日かかけて、ほとんど一人で食べてしまう。
家族への土産に買ったパン。この手のパンて、なんで旨いんだろう、というかこの写真のパンは自分は食べてないが、想像つくでしょ。このツヤ感から。ちなみに今回買ったお店は板橋区に本社を構える株式会社マルジューのマルジュー仲宿店。公園で食べたのは照焼チキンごぼう、買って帰ったのはベーコンポテトドッグ、トマトベーコンパニーニ。
何回か歩いたことがあるスポットいくつかを一気に歩いてみた。自宅からちょっと足を伸ばしただけで遠方に来た気分に浸れるルート。まるで日帰り旅行のようだった。ありがとう、街歩き。