【トーキョーバイクのある街】 vol.16 Tam /中目黒
tokyobike 中目黒の迫田です。
中目黒から古着屋「Tam」さんのご紹介です。
Tamは中目黒駅から目黒川沿いの緑道を池尻大橋側に抜けた場所にある、河野さん夫婦が営んでいる古着屋です。
アメリカの古着をメインに、アクセサリーや花瓶など2人が実際に現地で買付けしてきた物を、年代やジャンルの縛りに囚われず、時代のムードに合わせた物をセレクトしている古着屋さんです。
中目黒にお店を構えて、11年目のTamさんは元々居酒屋だった場所を一から改装した場所だそう。
ご主人の太郎さん自ら内装のデザインを行い、壁のペイントや什器選びも細かくセレクトした店内は、ワクワクしながら洋服選びやアクセサリーを吟味できます。
特にこだわりがあるものが、入り口のドアや大きな窓、店内中央のシャンデリア。
お店の雰囲気をイメージしながら、什器などは納得行くものが見つかるまでしっかり選ばれたそう。
おふたりがTamを営む上で大切にしているのは、一点物の古着の良さや、サイズ感、生地の雰囲気が持つ特徴を自分達の言葉で表現し、接客の中でお伝えする事。
また、セレクトしている商品は夫婦2人で買付に行く事ため、メンズ・レディースとラインナップは豊富です。
2011年にオープンし今年で11年目に突入した、「Tam」
なぜ、中目黒という場所を選んだのかオーナーの河野さんにお伺いしてみました。
Tamがこの街を選んだ理由
ーー中目黒という場所を選んだ理由や背景をお聞かせください。
河野 「まずは物件を探している中で、ある程度の人が分かる場所という点と当時、東横線沿いに住んでいて今のお店があるエリアは土地勘や馴染みもあり、好きな街でした。」
ーー「馴染みがあって、好きな場所」いいですね。ただ、このお店の周りは駅から少し離れているのが少し気になったのですが、あえてこの場所を選んだ理由などはあるのでしょうか?
河野 「そうですね。駅近の喧騒なところではない場所でゆったりと一つ一つ接客を重ねて、販売をしたい気持ちがありました。
なので特別に人通りが多くない、中目黒駅と池尻大橋駅の間の今の場所を選びました。」
--人通りが多い場所は良い点もあるけれど、少ない場所にも良い点がある。
お客様一人ひとりに、しっかりと向き合い試着や会話をして、商品を届けていきたい河野さんの気持ちが伝わる場所選びですね。
おすすめのスポット
--中目黒の街にはたくさんの素敵なスポットがありますが、河野さんのおすすめスポットを教えてください。
河野「 関口ベーカリーさんは、僕たちTamの10周年の際にお客様にお配りするパンと焼き菓子を作っていただいたりと、とても気に入っているお店です。
特におすすめは、スノーボール。パンももちろん美味しいのでぜひ。」
河野 「また、目黒区が運営している図書館は、広くて静かなところで、ゆったりと本を読んでぼんやりするのに最適です。こちらも是非おすすめしたいですね。」
河野 「最後になりますが、僕は辛い食べ物がとても好きなのですが
橙の「地獄谷麻婆豆腐」がおすすめです。
辛いもの好き界隈の中でも有名で、痺れる辛さがとても良いです。
他にも、豚肉と生姜の炒め物も美味しいので是非。」
僕自身アメリカ古着が好きなので、Tamに出会った時は好みのラインナップが多く、とてもワクワクしました。また、夜22時まで営業しているため仕事帰りに足を運べるところも、僕的にはナイス!なポイントです。
古着が好きな方はおすすめスポットと一緒に、是非足を運んでみてください。
(取材・文章・写真)tokyobike 中目黒 迫田