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#歴史
COLUMN:「縄文からの歴史が層になって見える都市、東京の魅力」 吉見俊哉(社会学者)
東京ビエンナーレでは「見なれぬ景色へ」というテーマを掲げ、東京という都市に眠る記憶をもう一度浮かび上がらせようとしています。私は昨年、東京ビエンナーレと同じような考え方で、『東京裏返し 社会学的街歩きガイド』(集英社文庫)という書籍を上梓しました。この本では、東京の街を歩きながら地史、歴史に潜り込み都市全体を考察しているのですが、今回の東京ビエンナーレが対象とするエリアと同じ部分が多いので、少し紹
もっとみるCOLUMN:東京オリンピックのオルタナティブとしての東京ビエンナーレ/吉見俊哉(社会学者)
私は普段、社会学者として大学で教えていますが、市民委員会の委員として東京ビエンナーレにも関わっています。総合ディレクターの中村政人さんとは東京都心北部のまちづくりを目指す「東京文化資源会議」(https://tcha.jp/)で長年ご一緒しています。東京の未来、日本の都市の文化的未来について議論を重ねており、目指すところを共有している同志だと感じています。また、東京ビエンナーレが展開されるエリアと
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