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第42回:性差を語るうえでの疑問・違和感について考える――『駄言辞典』を読みながら

「女性なのに仕事ができるね」「男なんだから黙って働けよ」「涙は女の武器だよな」「男だから多少厳しくしても大丈夫だろ」「女の子には頼みにくいから、お前頼むよ。」「就活は、女性らしくスカートで。」……。
センシティブ領域のコンテンツが炎上するにもかかわらず、いまだ社会に根強く蔓延る性別による無意味な押し付け。なぜ、そんな発言を口にしてしまう人がいるのか。そもそも、どこからがNGな発言なのか。そうした諸問題について考えてみようと、誰かを苦しめる無意識の思い込み=滅びるべき駄言を集めた辞典『早く絶版になってほしい #駄言辞典 』を読み、記者、編集者、ライターの男性3人が話し合う。
もしかすると、自分たちの特権性に無自覚である発言があるかもしれませんが、足元から「差別」の問題に向き合ってみようじゃないか…という回です。

◇放送内で出てきたキーワード

センシティブ領域/駄言辞典/女子力/性別による構造的差別/性別に基づく価値判断/ジャンダー的な役割への期待/女性は体力がない/傾向としての得手不得手/生物学的な問題/モテ/排除されるべきは体験/「女性向けエッセイ」/現状に対処する手段/無自覚であることの気づき/これダメなのかよ…の原因を掘り下げる/母性/オキシトシン/育児休暇/制度/デス・ストランディング

◇配信後記

各人が収録後に思い出した「言い忘れ」「気づき」をこちらにまとめています。公開次第追記。

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