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撮影スポットが消えた
こんにちは、路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXです。
今日は、撮影者のモラルについて考えてみたいと思います。
集英社オンラインが2月1日に以下のタイトルで1つの記事を配信しました。
『「東京で最も有名な撮影スポットが消えた!」相次ぐ迷惑行為で撮影禁止に“撮り風”たちも悲鳴…映え写真時代に問われる撮影者のモラルとは』
https://shueisha.online/articles/-/252999
記事によると、恵比寿ガーデンプレイスの38階にある展望台に「撮影についての禁止事項」と書かれた文書が貼り出されたそうです。
そこには、「三脚、暗幕、大型レンズの使用禁止」及び「個人のポートレイトなどを含む “無許可商用撮影” の禁止」との内容が書かれてるようです。
この展望台は無料で誰でも入ることができ、東京タワーもよく見えることから、隠れた(?)撮影スポットとなっていました。
私も何回か行ったことがありますが、高層階から見る東京は、やはり撮りごたえがあるのも頷けます。
私は遭遇したことはありませんが、長時間場所を独占し、好き勝手に撮影している人が増えたのでしょう。
今まで黙認していたビルの管理者も、黙っていられなくなってしまったようです。
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記事によると、プロアマ問わず、ちゃんと申請さえしていただければ検討するとしており、スマホやSNSが普及している現状において、撮影の全面禁止までは考えていないようですが、撮影者のマナーが問われる問題だと思います。
公道での撮影と違って、私有地における撮影は「施設管理権」(民法206条)により、施設内での撮影・録音を禁止できるとされています。
商業施設やレストランなどで、気軽にスマホ等で撮影したことがある人も多いと思いますが、厳密に言えば禁止されている事項です。
商業施設の店舗入口などに「撮影禁止」のステッカーが貼られているの見たことある方も多いと思います。
商業目的でない個人の撮影は、実際問題「黙認」されている現状ですが、本来はそうした「ルール」があるというのは意識した方が良いかもしれません。
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有名撮影スポットは、恵比寿ガーデンプレイスに限らず、東京駅の丸の内側での結婚式の撮影など、公道においても通行の妨げとなるような撮影が問題になっています。
鉄道でもそうですが、一部のルールやマナーを守らない人が原因で、全ての人の撮影が禁止となるのは最悪のパターンです。
少なくとも、カメラで仕事をしたり趣味にしている我々が、墓穴を掘らないよう、撮影に関する知識は身につけておきたいものです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。またお会いしましょう。路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXでした。
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