[ヒトコト旅2023 in 島根]西部(津和野)コースレポート!-3日目(12/4)-
【早朝から稲成神社にお参り&絶景ポイント】
2泊3日のヒトコト旅 最終日(3日目)!
早朝から雲海見る用意をしておりましたが、気温は低いものの、まさかの雲海は出らず。その代わり、ゆいちゃんの案内で日本五大稲荷のひとつにも数えられている『太鼓谷稲成神社』に連れて行ってもらいました。
ゆいちゃんに教えてもらったのですが、太鼓谷稲成神社には正式な参拝方法があるらしく、正しい順番を教えてもらいながらお参りし、津和野の街が一望できる映えスポットで写真をとり、最終日の出だしは非常にイイ形で踏み出せました。早朝からみんないい笑顔です!
【野窓での朝食&ゆったりした時間】
野窓に帰ると外で冷えた身体を内側から温めてくれるアツアツのご飯、味噌汁、卵、ざら茶といった身体が喜ぶ朝食をカナコスが用意してくれていて、みんな心地よい疲労感の中、ゆっくりと食べて過ごしていました。
最終日というのをみんなも意識しているのか、朝食後はそのまま椅子に座って語り合ったり、本を読んだり、ジャケ写を撮ったり、板場の方に移動してスタッフと元々どんな仕事している人かなどをしゃべってみる人など各々の時間の使い方をしていました。
いよいよ居心地のよかった野窓を出発して、次の津和野町日本遺産センターに歩いて向かう時間がやってきました。すごく名残惜しくて、冗談半分で『ここに住みたい~』って言ってる参加者もいました。
本の表紙のような全員写真を撮影したあと、外でカナコスとハグをして別れを惜しみます。参加者のみんなが見えなくなるまで両手を振り続けるカナコスの背中にグッときちゃいました。
こんなヒトが居る津和野っていいなとじんわり想いました。
【日本遺産センター&まちあるきで改めて歴史と文化に触れる】
1日目、2日目はとにかくヒトやコトに触れる機会をたくさん作っていたが、最後に津和野の歴史文化を学ぶ機会をフナヤンが作ってくれました。
フナヤンが仕事でも関わる『津和野町日本遺産センター』において、改めてこのまちの成り立ち、日本遺産にも選ばれたその価値を学び、その上で各自が自由に津和野の街を歩くことができる時間がありました。
自由なまちあるきタイムの中で、お土産になるお酒を買いに行った者、神社に登る者、教会を見に行った者などそれぞれの軸で行動をしていたように見えました。
【津和野の文化食「うずめめし」】
お昼は津和野の沙羅の木というお店に合流し、わさびが特産の津和野で生まれた「うずめ飯」を食べました。でっかい提灯のような器の中に入っており、ご飯のわさびが乗っているようにしか見えませんが、ご飯を混ぜるとそこの方から具材が出てくるという一風変わった郷土料理。参加者のみんなも興味津々で食べていました。
一見すると見えないけど、実は掘ってみるとまちの課題や魅力がたくさんあるというふなやん流のメッセージが隠されていたように思います。
まち歩きの中で、どんなヒト・コトに出逢ったかを写真等を見せ合いながら共有し合い和気あいあいとご飯を頂きました。
【ヒトコト旅のまとめの時間/再び『まちのオフィスQ+』に】
『まちのオフィスQ+』に戻り、改めて今回の2泊3日のヒトコト旅を写真でふりかえりました。その上で、自分自身はどんなヒト、どんなコトが響いたのかそれを言語化する時間があり、みんなそれぞれに振り返りながら書いていました。
『ゆか』の印象に残った事
ヒト:おもいっきり面白い人生の人 。受け入れるあたたかさがある人
コト:あれこれを話したコト、聞いたコト。悩むっておもしろい。
『ののちゃん』の印象に残った事
ヒト:おもちを作った時、助けてくれたお母さん
コト:「廃れた」と「静か」の違い。「自然」と「デザイン」がある
「なつかしさ」「津和野の空気」それぞれある
違うけど、同じところ。いて不自然じゃないこと
『きよちゃん』の印象に残った事
ヒト:さきちゃん(話した時間は短かったけど、もっと話してみたい)
コト:まちの人との距離が近いコト、人と人をつなぐコト
知らない人でも知ってる人みたいな空気が流れてる
『なかしん』の印象に残った事
ヒト:自分の生き方を全力で楽しんでる
ふなやんさん/地域の方がみんな知っている!?有名人
みんな/自分の生き方を全力で楽しんでいる
コト:前向きに何かしたいまち(歴史を紡ぎつつ)
『みゆう』の印象に残った事
ヒト:Otsukaiツアーの農家さん、野窓のカナコスさん
香美園のルミちゃん、ゆいちゃん
コト:収穫体験をしたこと、皆が全ての出来事を楽しんでいたこと
自分がやっていることに誇りを持っている人々に出逢えたこと
面白い経験をしてきた方と関わりが持てたこと
今回の共有タイムには、まちのオフィスQに来ていた津和野の中学生やゆいちゃんも参加し、聞いてもらいました。
参加者の共有を聞いて、自分のまちの外から来た人にはそんなことが価値になるんだという驚きがあり、改めて自分の地元のまちをもう一度考えてみたいと感じるキッカケになったとの共有もありました。
一番最後の共有の際は、感極まってしまう参加者もでるくらい、津和野での通常の旅行ではできない一歩踏み込んだ体験を通して、ヒト・コトに触れ、それが結果的に自分軸に響くツアーになったのだと感じました。
私自身も津和野のファンになりましたし、そのツアーのベースになっているフナヤンが築き上げてきたまちのヒトとの信頼関係がめちゃめちゃ重要なポイントなんだろうなと感じられる旅でした。
今回のツアーを通じて、津和野との縁、島根との縁、参加者同士の縁が生まれ、また何らかの形で縁が繋がっていきそうな雰囲気がありました。
今回の記事を見て下さった皆様、ありがとうございました。
みなさんと島根とのご縁がつながりますように。