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cafeログ vol.3 2019年2月9日

cafeログを東京駅チカのカフェで開催しました。
本日のメンバーは、Kさん、Udさん、私の3人で始まり、Ud(妻)さん、Ueさんの2名が合流し、5名です。
本をテーマにディスカッションし、直近で抱えている個の課題感を深掘りして話をしました。

今回紹介された本は以下の4冊。

・悪態の科学
・ヒットの設計図
・国土が日本人の謎を読み解く
・0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書

本の紹介とディスカッション

・悪態の科学
Udさん紹介

悪態を付くことに関して、悪態の効果を踏まえて、話をしました。

悪態には個とコミュニティに対しての効果があり、個に対しては痛みを軽減させます。一方、コミュニティに対しては、一種の潤滑油となりえます。
ただし、コミュニティに関しては、良好な関係が築けている前提がないと悪態の意味を共有できなくなります。仮想敵を作ることによる団結効果がありうると考えるため、悪態はその手段に過ぎないだろうと考えます。

ここまでの話で、苦手な上司がなぜ怒る(悪態をつく)のかは、今までの文化・慣習に起因するものではないかと理解でき、職場での謎の解明ができたようでした。

そして、未来は、過去mixiであったような悪態で集まるコミュニティができるのではないかと予想しました。

・ヒットの設計図
Kさん紹介

ヒット商品についての再現性があるかどうかの話をしました。

ヒットにはそのためのパターンが存在します。
・馴染みがあるが新しい
・小さいコミュニティでバズらせる
・伝えやすい

どれかの要素があれば、足りないものを詰めていけば良いため、ボウリング的にはスペアは取れるが、初めからストライクを取ることは難しいとされます。

現在のデータ処理の流行りにも触れており、アマゾンレコメンドのような同属の人に勧めるような特徴量の絞り込みについて話しました。

そして、コンテンツは王様だが、それをデリバリーする仕組みが王国で、王国がなければ王様にはなることができない。また、その王国のクイーンとして支える存在はUX(ユーザー体験)であるといった形でまとめました。

・国土が日本人の謎を解く
私の紹介

日本人の特性を歴史から見直してみようとして読んでみました。

日本の地方は課題先進国である一方で、日本人として、どう課題に向き合っていくかを考える際に日本人の特性を理解する必要があると思っています。

特性を掴む際は比較することが分かりやすく、世界に比べて、特殊な地形であったり、歴史的に大量に人が死ぬのは災害であったりといった違いから、ムラ特性について理解が深まりました。

別の本で、”経済は地理から学べ”といった本では、国の産業構造についてまとめているようで、世界を俯瞰する上では、分かりやすいようです。

・0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書

落合陽一さんの本。人生100年時代の生き方について考えさせられる本です。

今後は新しい技術の台頭等で変化が余儀なくされる中で、情報のキャッチアップとそれへの対応について求められるようになっていきます。

そして、その情報過多社会で育つ子供は今働いている大人とは違う特徴を帯びる可能性が高いです。
その中で、自分はどう生きるかを考えていく必要があります。

最後に

好きを仕事にするにはどうするかの話に発展していきました。

好きから得意になり、それが洗練して価値が出るといった話がありますが、好き→主観で、得意→他人との比較のため、好きを突き進むだけでは得意かどうかは理解できないのではないかと思います。
継続して、周りとの違いを俯瞰してみることができて、特性を理解していきます。活動していくことへの抵抗が低いことも重要ではないかと話しました。

このcafeログもどう活動を広げていくかやどんな特性があるかは周囲と比較して、特徴を持たしていきたいです。

次回開催日程は、2月24日の午前です。
興味のある方はご連絡ください。

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