どんなお店にしようかな?「店舗・オフィス」物件8選 (2024上半期)
2024年上半期、東京R不動産に掲載された数々の物件たち。
その中から「店舗・オフィス物件」の8件をピックアップしてご紹介します。
「もしここでお店や事務所を開いたら...」と妄想を膨らませてみてください。
※成約済みの物件もございます。
<店舗編>
1.太子堂の顔になる -路面店舗-
三軒茶屋駅から茶沢通りを北上して、商店街脇を曲がった先の角地にある、木製の外観とウッドデッキが印象的な小さな路面店舗。
店舗部分はコンパクトですが、ウッドデッキも利用できるので、工夫次第では広く使えます。天高は約3mと開放的。大きな木製サッシによって道路との繋がりを感じる空間なので、まちの方々がふらっと入って来られるような、開かれた店舗をつくれそうです。
こうした人通りのある視認性のよい立地で、内装に手を加えることなくオープンできる小ぶりな路面店が出る機会はそう多くありません。いつかは実店舗を、と願う方にチャンス!な物件ですね。
2.パンやろうぜ! -G&Vo、B、D急募-
「当方パン屋。完全プロ志向、ギターボーカル、ベース、ドラム急募」。
開店前から行列ができる人気パン屋を、引き継いでくれる方を3名募集することになりました(経験者限定)。
不動産の募集で3名募集ってなに!?と思われるかと思いますが、将来自分の店を持ちたい方を応援したいというプロデューサーの想いから、シェアオフィスのパン屋バージョンみたいな感じで運営されます。
基本は賃料を分担。3名で担当曜日やバランスを見て、割合などはプロデューサーが調整します。いつかパン屋をやってみたかったという方には、ここまで上昇気流吹きまくりの場所と条件は他になかなかないはず。ということで「パンやろうぜ!」。G&Vo、B、Dの3名、急募でした!
3 神泉の隠れ家【店舗可】
神泉駅から徒歩2分。渋谷駅からも歩けるような環境に、広い庭がついた一軒家がひっそりと佇んでいました。
こちらは店舗や事務所にも使える形での募集。レトロな雰囲気や広い庭を活かして改装を加えたら、かなり素敵な空間に生まれ変わりそうな印象でした。
この長い歴史を歩んできた建物と庭木達が放つ雰囲気は簡単には作れないもの。これだけのアクセスのいい場所で、緑に囲まれ穏やかな時間を過ごせるのは貴重な物件です。
4.神田にmy複合施設を作ろう
合計5フロア、プラス屋上を使えるビル。事務所の下に新規事業でお店をはじめてみたり、仲間にフロア貸しして制作や販売の拠点にして見たりと、my複合施設を作ってみませんか。
用途の制限は特になしで、外部へフロア貸しをすることも相談可能。貸主は改装や利用用途、転貸の相談にも柔軟にのってくれます。
近隣で働く会社員や外国人観光客まで人通りが多いので集客が期待でき、イーストトーキョー文化のニューウェーブを狙えそうな立地です。玉手箱のような自社ビルを作ってみたい方、ぜひお待ちしております。
<オフィス編>
1.ほのかに感じる、モダニズムの面影
駅前の大通りから1本入った先の住宅街の一角。古くは武家屋敷が立ち並び、近代には旧三菱財閥の関係者が多く住んだといいます。そんな場所に、どこかモダニズム建築の雰囲気を感じる建物がありました。
今から71年前に建築されたもの、かつ2階建てにもかかわらず、コンクリート建築なのが驚き。貸主の祖父が建築を教えながらコンクリートの研究をしていたようで、この建物を建築したそうです。
建物の中は、西洋的な建築様式を参考にしたと思われ、時が止まったような落ち着いた環境。事務所やアトリエ使いであれば制作活動に没頭できそうですし、店舗であれば、訪れた方にゆったりとした時間を提供できそうです。
2.クリエイティブオフィスin青葉台
こんなオフィスで働きたい、と思わせてくれる一室。ラフさと上質さがミックスされ、程よいバランスのデザインです。
荒々しいコンクリート剥き出しの天井に、木のフローリングや扉たちが上品。エントランスを彩る鮮やかなタイルなど、全体的にハイセンスな空間になっています。
目黒川も近く、魅力的な店も多いエリア。心躍る空間に楽しい周辺環境、オフィスに行く足取りが軽くなりそうな気がします。
3.黎明期の空気感
今や一般的になった「リノベーション」という言葉が、まだまだ聞きなれない頃に生まれ変わった物件です。NYにあるようなロフト的空間で、ざっくりとした質感の内装には最低限の設備のみ。木製の家具やグリーンを置くと映えそうな空間です。
周りは昔ながらの繊維問屋街で、今でも平日は買付けに来る方を見かけます。お年寄り向けのお店だけでなく、若い女性向けの店なんかも結構あったり。知らない世界に踏み込んだみたいで、散策するとなかなか楽しい街です。
古いビルの上階にある、シンプルに改装された空間。「リノベーション」の黎明期の空気感を味わえるオフィス物件でした。
4.ソリッドで、インダストリアル
リノベーションをしたのは2018年。天井と床のOAフロアを撤去し、工業的なパーツを露出させました。間仕切りはあえてつくっていないので、お好みでミーティングブースをつくるなど、企業の特色を盛り込んだ空間に仕上げることができます。
エントランスは、オリエンタルな植栽に、木や真鍮をつかったデザイン。建物に入るところから自社のオフィスまで世界観が統一されているのも、来客が多い企業にとって嬉しいポイントだと思います。
ちなみに企画・設計、施工は、OpenA・東京R不動産・toolboxで担当しました!
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以上、2024年上半期「店舗・オフィス物件」のピックアップでした。
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