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noy 2nd e.p ディスクレビュー:第10弾 Message from xtakashix (Otus / Inside / It’s For Life Booking / Loyal to the Grave / Hollow Suns)
生活とともに絞り出した時間の中で、創り上げた標石から鳴る音は真実味を増す noyの2nd e.p. “(We had squeezed out) The time that build milepost” はその生々しい音像、荒々しい演奏の中に光る儚さと美しさがまるで初台Wallのスピーカーから鳴らされているような迫力と共に脳と心にダイレクトに響く快作である。 Endzweck, nervous light of sunday, Enslaveなどのおそらく彼ら
noy 2nd e.p ディスクレビュー:第9弾 Message from MASA(THE BREATH / HI LIBERATE)
東京は初台WALLをベースに活動を続け今年で結成15周年を迎えるEmotional Hardcore バンド”noy” の2nd ep 「(We had squeezd out) The time that build milepost.」 結成当初からブレる事なくEmotionalなHardcoreをさらにソリッドに突き詰めた5曲入り。 Endzweck,Enslave,Envyのような日本のハードコアバンドからの影響をベースにModern life is war
noy 2nd e.p ディスクレビュー:第6弾 Message from Sakai (Make Mention Of Sight / farandell / SOUL AGE RECORDS)
東京産現代エモーショナルハードコアとしての礎。感情を振り絞り、かつ全てを振り下ろす様に打ち込んだ楽曲達。結成から15年経ち、対する敵は自分自身となる。自己の生活と心の底と向かい合い、葛藤を音に表現してる様子が手に取る様に感じれる。古びた感じは全くない。現代的であり、日本の東京のバンドである「らしさ」も存分にある。Touché Amoré辺りの影響も感じながら、かつStraight forwardで解放的な疾走感が彼ららしさを際立たせている。乾いたギターの音のアンサンブル。支
noy 2nd e.p ディスクレビュー:第5弾 Message from 北川さん (AND BELIEVE / CROCODILE COX AND THE DISASTER / NO CHOICE IN THIS MATTER)
彼らの音源やライブからは、一貫して真っ直ぐな気持ちが伝わってくる。初めてライブを観た日もそうだった。(余談だけどダイスケを客として認識していたときの印象もそうだったかも。) 影響・憧れ・各々の色を、若さ由来の熱量で直情的に表現する彼らのライブに面白さと初々しさを感じていたんだけど、ある日観たライブからはメンバーそれぞれの色が強く表現されるようになっていた。そしてそれは作品にもより明確に反映されていったと記憶している。 環境が変わる中でも継続して音源をリリースしてきた
noy 2nd e.p ディスクレビュー:第4弾 Message from 長沼さん (MAKE IT LAST / KTGR / EAST END TOKYO)
noy新譜リリースおめでとうございます! デカルトのオマージュから始まっている時点で”難問に挑む姿勢”を感じます。 対象と比較して得る相対的な価値の意味とは? 出来る事は限られるが、その中から得るヒントを言い当てていて聴き応えがありました。 生を受けた以上は絶対の幸福は得られる。 そんな背中を押される気がする〆が最高です。 これからも既成の概念に囚われずに突き進み続けて欲しいです! 長沼さん (MAKE IT LAST / KTGR / EAST
noy 2nd e.p ディスクレビュー:第3弾 Message from タナベさん (nervous light of sunday / still / uncovering / beyond man)
noyの新譜を一足先に聴かせていただいた。前作より深みがあり壮大さを感じた、長くやればいいってもんじゃないとは思うけど長い時間かけることで増す円熟味というのがこの音源にはあると思う。Touché Amoré なんかがサウンド的に近くも感じるけど的確にfor fans of 〜と形容できそうでできない。 自分はおそらくnoy初期から割と近い位置にいてライブもさまざまな時期見た。いいなーと思う時期と正直ピンとこないなーなんて時期もあった。ただ先日見たライブ、凄まじいものを繰
noy 2nd e.p ディスクレビュー:第1弾 Message from 安藤 竜 (BREAK THE RECORDS / SYSTEMATIC DEATH)
noyの新譜が出る。タイトルは「(We had squeezd out) The time that build milepost.」で、この時点でnoyらしいと感じた。2023年で15周年を迎えるnoyの紆余曲折を表しているとの事だが、本当に愛すべき不器用な奴らだ。それでいいし、それがいい。うまく立ち回らなくていいんだ。人間生きていると色んな事がある。出会っては別れて、その中で縁を持つ誰かと大切や楽しい、時には悲しみをも共有したりして。全部がうまくはいかないけど歩みは止め