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【実録】連れ去り離婚をキッカケに探偵になったエンジニアの話

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東京IT探偵の代表が実際に体験した『でっちあげDV』による強制離婚、子の連れ去りに関する調停の全記録を #100日後 形式の100話予定で公開します。『でっちあげDV』よる裁判は…
無料エリアだけでもあらすじは読むことができます。具体的な資料や写真、経験からのアドバイスなど毎回お…
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#100日後

【予告】連れ去られ離婚対策マニュアル

連れ去り離婚の経緯を、連れ去りの当日から離婚成立まで595日間の戦いを1~50話として公開致しました。 マガジンの各記事内で、その話に関連したアドバイスや実際の資料、写真などを公開しています。ただアドバイスについては一本の記事にまとめたほうが読む方にとってもわかりやすいと思います。 私の実体験だけでなく、探偵業としてこれまでご面談させていただいた、連れ去り離婚、でっち上げDV、冤罪DVで離婚調停を申し立てられた方の事例などをまとめて、「連れ去られ離婚対策マニュアル」を近日

【連れ去り離婚 #51】調停(13回目)

2016年04月xx日(金) [連れ去りから630日後] 前回の調停で離婚については成立。合わせて財産分与と養育費についても合意して終了した。 今日は以前こちらから申し立てた面会交流についての話し合いを再開することになっている。調停員はこれまでの調停と同じ人が引き継いだので話がまとまるか頼りない。 1ターン目これまでの調停で妻側の対応(書面を出さない、期限を守らない、無用な引き伸ばし)から、面会交流については即刻審判への移行を提案した。 言いたいことは事前に弁護士が主

【連れ去り離婚 #52】面会交流の提案の連絡

2016年04月xx日(水) [連れ去りから649日後] 前回の調停で妻側から「第三者機関を通じての面会交流であれば協力する。その方法については4月末までに通知する」という話があった。 今日はその提案期限の3日前。 こちらの弁護士から連絡があり、妻側の弁護士から 「面会交流は実施しない。学期末に手紙を一方的に送るだけの間接交流なら検討する」 というものだった。 また始まった。 協力すると言って約束をして次の調停まで引き伸ばして、一方的に約束を反故にする。こちらの弁

【連れ去り離婚 #53】調停(14回目) ついに審判へ移行

2016年05月xx日(金) [連れ去りから672日後] 前回の調停で妻側から「第三者機関を通じての面会交流であれば協力する。その方法については4月末までに通知する」という話があった。 それに対して、提案の期限の3日前に 「面会交流は実施しない。手紙を送るだけの間接交流なら検討する」 と連絡があり、一方的に約束を反故にされた。 これに対してこちらの弁護士はもう審判への移行を強く求めると言っていた。 1ターン目調停室に入ると調停員がこちらの顔色を伺うように出迎えられた。

【連れ去り離婚 #54】申立人主張書面

2016年06月xx日(水) [連れ去りから712日後] 前回の調停で面会交流については審判に移行した。 今日はその審判に対する主張書面の提出日。妻側からは主張書面が提出されていないという。 離婚調停の間は「面会交流に協力する」と言いつつ試行面接を直前になって一方的に拒否されたり、「第三者機関を交えた面会交流のやり方を提案する」と言いつつ提案期限になって「実施しない」などと回答されるなど不誠実な対応をされ続けた。 その後、こちらが申し立てた面会交流の調停になってからは

【連れ去り離婚 #55】XX警察署より電話

2016年06月xx日(木) [連れ去りから713日後] 調停を不成立にして審判に移行した面会交流調停。審判に向けた主張書面については、いかに子どもの養育を妻だけに任せるのが問題なのかという点をまとめて提出した。 主張書面が裁判所と妻側に届いてから2日後、仕事中に携帯に電話があった。電話番号の末尾が -0110 で画面に表示された瞬間に嫌な予感がした。 妻が子どもになにかしでかして問題になったくらいしか思いつかない。 恐る恐る電話に出ると、男性の声で 警官:「〇〇さ