【連れ去り離婚 #53】調停(14回目) ついに審判へ移行
2016年05月xx日(金)
[連れ去りから672日後]
前回の調停で妻側から「第三者機関を通じての面会交流であれば協力する。その方法については4月末までに通知する」という話があった。
それに対して、提案の期限の3日前に
「面会交流は実施しない。手紙を送るだけの間接交流なら検討する」
と連絡があり、一方的に約束を反故にされた。
これに対してこちらの弁護士はもう審判への移行を強く求めると言っていた。
1ターン目
調停室に入ると調停員がこちらの顔色を伺うように出迎えられた。これは以前に試行面接を直前になって妻側が「実施しない」と言ってきた時と同じだ。
この試行面接の件があったのだから、今回は妻側に提案を指せるという選択肢を与えるべきではなかった。ただ、調停の中ではお互いが合意しないと進まないため相手の誠意のある対応に期待セざるを得ない状況もある。
ただ、もう我慢も限界だ。
そのため今回の調停の事前書面で調停を不調にするよう請願していた。
今まで何度も調停員に審判へ移行させずに調停でまとめるよう促されてきた。そのたびに相手にのらりくらりとかわされたり、ウソをつかれたり、約束を反故にされたりと繰り返してきた。
そんな調停員もこれ以上調停を続けるのは難しいと判断したようだ。
調停14回目ですよ? 14回。ありえない。
2ターン目
妻側は面会交流を実施しない理由は「申立人(=私)による家族への暴力・DVがあったため」と主張しているそうだ。
呆れる。
これまでの調停でそんな事実は主張されていないし、妻側の離婚調停の申立書の動機にもそのような事実は挙げられていない。それにそもそもDVがあったのであれば慰謝料請求の対象になるにも関わらず、離婚調停では慰謝料請求が行われていないのがなによりの証拠である。
面会交流を拒否したいがためのウソであることは明確だ。
そのため妻側にDVがあったとする証拠を提出するよう求めた。
3ターン目
調停員から審判へ手続きを移行する旨、伝えられる。
審判の期日はしばらく先になるだろうが、主張書面の提出期限だけ指定されて今日の調停は終わった。
14回の調停を終えて
もっと早くから弁護士に依頼しておけばよかった、調停ではなく審判への移行を強行しておけばよかった。正直そういう気持ちでいっぱいだ。
ホントに無駄な時間、お金、労力を費やした。
調停ということはお互いの合意が必要なのは理解できるが、ここまで不誠実な対応されるとは思わなかった。
それもこれも相手のレールに乗ってしまったことが全ての敗因である。
通常の離婚のように申し立てた側は「離婚したい」というだけでなく、連れ去られた側を精神的、肉体的、経済的すべてにおいて、困窮させて追い詰めたい。そういう意思を感じた。
「話し合い」なんかじゃない。
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