![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/126467751/rectangle_large_type_2_620dbb3a059ae5bda71e2baa4acb58e7.jpg?width=1200)
ミーハーとファンの違いはなんなのか?
ミーハー活動をしていると、特定の人のファンなんですか? と聞かれます。
今日はミーハーとファンの違いについて話していきます。
ファンでもありミーハーでもある
私の場合
これ、なかなか答えにくいんですよね。
私、あるアメリカ人スポーツ選手については日本一詳しいと思っていますし、遠く日本からほぼ全ての試合を観ています。そして、彼の名前のついたユニフォームなんかも買ったりします。私は彼のファンだと自負しています。
でも、その選手以外の人からサインをいただいたり、ツーショットを撮るのも好きです。有名人に会えるチャンスを知ると心がワクワクします。このワクワクな気持ちは特定の選手への気持ちや行動とはまた別ですね。
筋金入りのミーハーAさんの場合
ミーハーの方々はInstagramやXにて見つけることができます。「現場」でもお目にかかる方々です。
その中の一人、Aさんは東京から遠く離れたところに住んでいますが、よく都内に出没して主にサッカー選手のサインをもらっています。
でもこの方は先日引退されたJリーガーのファンで、そのJリーガーにも認知されているほどです。
このようにミーハーはファンと両立するのです。
ミーハーとファンはそれぞれどう見ているか
ミーハーはファンをリスペクトしている
有名人と出会える場所ならどんなところにも出没するミーハーですが、実際のところファンの方々のことは尊敬しています。
アスリートも芸能人も時にはスランプに陥ります。そんな彼らを支えているのはファンの方たちです。
ファンの方は特定の人に対してより多くの時間やお金を費やしています。ファンの方がいるからこそ、有名人は有名人として活動を続けられるのです。
そして、ミーハーは有名人からサインをもらったりツーショットを撮ったりできるのです。
ファンはミーハーに対してネガティヴ?
一方で、ファンの方々からするとミーハーはちょっと目につくというか、厄介な存在かもしれません。
ミーハー活動は、ホテルや空港・駅などで出待ちをすることが多いです。ややもすると有名人のプライベートを犯すことにもつながりかねません。
しかしもう一つ重要な要素があります。ファンがミーハーに対してネガティヴなのは、「ミーハーは抜け駆け」に見えるからかもしれません。
ファンは互いに牽制して秩序を保つ
ファンの方々、特にファンクラブが組織化されていると、こうした「抜け駆け」を許さない傾向があります。
先日、日本バスケットボールのプロリーグBリーグにて、こんな一幕がありました。
日本代表でも活躍する河村勇輝選手が、試合後にコートの外周を回りファンに挨拶していました。そこに、河村選手のTシャツを着た小学生低学年と見える男の子がコートに駆け込み、河村選手からサインをもらったのです。
河村くん!
— 🏀kengo⚡🍌🐶😸 (@flash0mogmog7) December 31, 2023
これはやっちゃダメです。
スタッフも止めないとだけど、難しいもん。 pic.twitter.com/ygBH9kLY1Q
この動画を見たとき、私は「コートと客席の間にセキュリティがいないと危ないな」と思いました。
しかし、コメント欄には予想と異なる反応が見られました。
ルールがあるから、守る。当たり前。
そりゃぁ、私だって河村くんのサインほし〜よぉ!!!?でもやんない。ルールだから。これが運営側でオッケーです!て言われりゃ絶対みんなやるっしょ。みんなどんだけ望んでると思ってんの。
この方のコメントは「サインをもらいたい欲求をルールで押さえ込む」ことを前提にしているようです。
こうしたルール化することでファンの「抜け駆け」を牽制する場面は芸能界でも見られます。
もっとも強いルールを課しているのが、宝塚歌劇団のファンの方々です。
まとめ:ミーハーの印象を良くしたい。
今日はミーハーとファンの違いについて書きました。ミーハーは有名人であればあるこそサインやツーショットに価値があると思っています。一方で有名であるほどファンは組織化されやすく、そうしたファン組織はミーハーを煙たがります。
ファンでもありミーハーでもある私の考えはシンプルで、個々人が自由であるべき、です。この個人には有名人本人も入ります。
ファンもミーハーも有名人も、個としての感情と礼節を持ち、相手に接することで、素敵な体験が生まれると信じています。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
余談:スポーツの試合における警備について
米国バスケットボールリーグNBAでは、警備服の方も含め多くのセキュリティがいて、コートに近づこうとすら思えません。捕まった後の罰則は「生涯出入り禁止」だったりしてこれまた厳しいからってのもあるのですが。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/126467152/picture_pc_0d1801991b631374122ce622f3b1ff34.jpg?width=1200)