山仕事承ります/東京チェンソーズ

東京・檜原村の林業会社「東京チェンソーズ」です。 苗木の植え付けや間伐など林業の現場作業から、加工、販売、森林の空間活用まで。 弊社ではこれらすべてを“山仕事”と捉えています。 山仕事を通じて、森と街がつながるストーリーをお届けします。

山仕事承ります/東京チェンソーズ

東京・檜原村の林業会社「東京チェンソーズ」です。 苗木の植え付けや間伐など林業の現場作業から、加工、販売、森林の空間活用まで。 弊社ではこれらすべてを“山仕事”と捉えています。 山仕事を通じて、森と街がつながるストーリーをお届けします。

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最近の記事

伐採作業中?? 「東京チェンソーズ 森と街をつなぐプロダクト展」開催

D&DEPARTMENT TOKYOで「東京チェンソーズ 森と街をつなぐプロダクト展」が開催中です(2024年9月14日〜10月15日)。 同店では2021年に共同開発した商品の販売をきっかけに、森・林業を知り、それを独自に解釈、楽しい展示や販売方法、ワークショップ、ツアーなどに昇華してきました。 店舗に入って真っ先に目に飛び込んでくるのが「伐採作業中」の立て看板。 これは文字通り、伐採の作業をしているときに近くの道路端などに立て、通行する車両や歩行者に注意を促すものです

    • ラグビー×林業【チェンソーズpeople #4】

      4月に加わった2人のルーキー。 そのうちの1人、井手健太については先月紹介しましたので、今月はもう1人の方、矢吹礼(神奈川県出身、23歳)を紹介します! 矢吹は今年3月に大学を卒業、チェンソーズ2人目の新卒での入社となりました。 林業とはまったく無縁な環境で育った矢吹ですが、なぜ林業を目指したのか、なぜ東京チェンソーズを選んだのか、そして将来目指す姿は?? ラグビーからチームの中での”個”のあり方を学んだ中学から大学にかけての7年間、ラグビーに打ち込んできた矢吹。 若干

      • 今度は自分が森を通じて誰かを幸せにしたい【チェンソーズ people #3】

        この春(2024年4月)、東京チェンソーズに2名のフレッシュな仲間が加わりました。どちらも林業未経験からの挑戦です! 今回はその中の1名、井出健太(静岡出身、24歳)を紹介します。 なぜ林業を、東京チェンソーズを選んだのか、そして目指す未来は?  「森は僕を幸せにしてくれる場所だった」井出は2022年3月に大学を卒業後、某アウトドアメーカーの店舗に勤務しました。 その職場は趣味のサーフィンを始め、自然を相手に時間を過ごすことが好きだった井出にとって「心地の良い職場だった

        • ”1本まるごと”の次のステップ。新ブランド「木山もの / somamono」の開発秘話。

          東京チェンソーズは8月、プロダクト製品の新ブランド「木山もの」(somamono)をリリースします。 スツール、テーブル、トレーの3アイテムからなる「木山もの」は、開発にプロダクトデザイナーの佐藤界さん(FULLSWING)を迎え、1年半の時間をかけ、コンセプトづくりから一緒に進めてきたものです。 今回は佐藤さんを始め、ブランド開発のプロジェクトをリードした弊社・販売事業部の高橋和馬、プロダクト製作を担当した工房長の関谷駿の3人に、改めて「木山もの」に込めた想いや開発にま

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          手付かずだった裏山を整備し、人が集える気持ちの良いを森をつくる

          東京チェンソーズの森づくりについて、3月のnote記事で基本方針を紹介しましたが、 今回は2021年から施設に隣接する”裏山”の整備を進める医療法人を例に、東京チェンソーズがどのように森づくりを進めて行くのかお伝えします。 同法人では手付かずだった森を整備し、”気持ちが良く、職員が憩える場所”にするという方針のもと、年度を分けて作業を行ないました。 学校や企業で敷地内に森・森林エリアを持つところは多いと思います。 しかし、時間がなく整備や管理に手が回らない、その方法が分

          手付かずだった裏山を整備し、人が集える気持ちの良いを森をつくる

          木育に取り組んだ保育園で、子どもたちが変わり、周りの大人も変わっていった

          「木育」という言葉を聞いたことありますか? 初めて聞いたという方もいれば、聞いたことはあるが詳しくは知らないという方も多いかもしれません。 この記事では5年前から木育に取り組んだ保育園について紹介します。 木育を取り入れた経緯や、取り入れたことで起きた変化などについてお話を伺いました。 木育が気になる方、ご参考にしていただければと思います! また、2006年に閣議決定された「森林・林業基本計画」においては木育の促進が明記されました。 丸太切りイベント開催みのり保育園

          木育に取り組んだ保育園で、子どもたちが変わり、周りの大人も変わっていった

          山と街をつなぐ人【チェンソーズ people #2】

          2013年5月、東京チェンソーズで初となる女性社員が入社しました。当時29歳、大塚潤子。その後結婚して苗字が変わり、今では男の子2人の母親でもある飯塚潤子です。 彼女の入社までの流れは本人のnote記事にてお楽しみください。 入社以降、東大卒の女性のきこりということで様々なメディアでもご紹介いただいてきましたが、入社から10年経過し、改めて想いを聞いてみました。 まずはプロフィールです。 いつものnote記事は木田(他称:広報おじさん)が書くのですが、今回は広報チーム

          山と街をつなぐ人【チェンソーズ people #2】

          美しい森を育む〜「森林管理基本方針」策定

          東京チェンソーズは2006年の創業以来、山の仕事(いわゆる林業)を軸に事業を進めてきました。 当初は東京都などの公共事業が中心でしたが、現在は2014年に購入した森林での施業や、民間の法人・個人が所有する森林での施業も増加してきています。 民間の仕事においてはどんな森をつくるのか、東京チェンソーズが計画を立て提案し、施業することになります。 その計画立案の元になるものを今回改めて整理、明文化し、「森林管理基本方針」として策定しました。 目指すのは、「環境林」と「経済林」

          美しい森を育む〜「森林管理基本方針」策定

          オフィス家具メーカー・オカムラが東京チェンソーズの「森の中」で研修を行なった理由

          2023年9月、東京チェンソーズ社有林で、オフィス家具を始め、商環境や物流システムなどさまざまな分野で事業展開しているオカムラが社員研修を行ないました。 オカムラは「人が活きる環境の創造」「従業員の働きがいの追求」「地球環境への取り組み」「責任ある企業活動」の4つの観点から経営の重要課題を特定し、取り組みを進めています。 この記事では、昨年9月に行なわれた研修に参加した社員や企画・運営した事務局にお話を伺い、東京チェンソーズの「森の中」での研修の印象などお聞きしました。

          オフィス家具メーカー・オカムラが東京チェンソーズの「森の中」で研修を行なった理由

          東京チェンソーズの新たな試み。「森の中の企業研修」で元気な森をつくる

          これまでも森と街をつなぎ、さまざまなことに取り組んできた東京チェンソーズでは、2023年から檜原村の「森の中」を舞台に、新たな試みとして企業の社員研修の受け入れを始めました。 社員研修も最近は屋外で行なったり、アクティブなものが増えているようですが、林業のフィールドで行なうのはまだ珍しいようです。 森林の空間活用の一環である「森の中の企業研修」。 代表・青木亮輔の話を織り交ぜながら、その内容についてお伝えします。 「森を活かしたい」との想いが土台東京チェンソーズでは20

          東京チェンソーズの新たな試み。「森の中の企業研修」で元気な森をつくる

          山の神

          1月17日は「山の神」の日です。 林業や製材業など、山から恵みを受けて仕事をする人が、山に感謝し、1年の安全を願う日です。 この記事では、私たちの業界のお正月ともいえる「山の神」を紹介します。 「山の神」@東京チェンソーズ社有林(9:00am)2014年に購入した社有林。その一角に設置された石づくりの祠が東京チェンソーズの「山の神」です。 「山の神」は山で働く人が山に祀った”神様”にこれまで1年間無事に仕事できたことを感謝し、また、これから始まる新たな1年の安全を願う

          謹賀新年

          あけましておめでとうございます。 2024年、新しい年が始まりました。 新年、最初の記事は弊社代表取締役・青木亮輔の「年始のご挨拶」となります! 年始のご挨拶 新年あけましておめでとうございます。 旧年中は大変お世話になり、社員一同心より御礼申し上げます。 弊社は2006年に創業して今年の7月で18年になります。創業20周年に向けて、しっかりとした成果をあげていかなければと考えております。 そのためにも、本年はこれまで以上にチャレンジ精神をもって、次の3つの事業

          新しい仲間が加わりました【チェンソーズ people #1】

          9月、滋賀県から林業歴11年の木田俊樹が転職してきました。35歳。 毎日現場に出てバリバリ仕事するほか、東京美林倶楽部の枝打ちイベントや森デリバリーなどにも顔を出しているので、「もう見かけたよ」という方もいらっしゃるかもしれません。 今回は、ニューカマー木田の紹介です! まずはプロフィールです。 本当は僕(こちらも木田)がインタビューして文をまとめるというやり方を考えていましたが、「いくらでも書くよ」とのこと。 なのでこのあと続く本文は、本人が「会話ふう」に書いてく

          新しい仲間が加わりました【チェンソーズ people #1】

          「東京チェンソーズの山開きvol.1 “森のヘンテコ素材”に出会う旅」開催!

          メールマガジン「まるごとニュースレター」の配信100回を記念して行った「東京チェンソーズの山開き vol.1 “森のヘンテコ素材”に出会う旅」。 建築設計や内装、デザインなど15社から30名が参加した旅では、実際に森を歩き、“ヘンテコ素材”を間近に見て、触れることで、メールではお届けし切れなかった“リアル”を体感していただきました。 今回はその旅の様子をレポートします。 森から出てくるヘンな素材にご興味のある方、ぜひご覧ください! ※東京チェンソーズが ”森のヘンテコ

          「東京チェンソーズの山開きvol.1 “森のヘンテコ素材”に出会う旅」開催!

          「まるごとニュースレター」で、“森のヘンテコ素材”を紹介。木の価値観を変える!

          ”森のヘンテコ素材”を発信するメールマガジン「まるごとニュースレター」は2021年1月、吉田を含む東京チェンソーズの販売担当3名及び広報担当1名の計4名からなるチームで配信を開始しました。 その記念すべき第1号で紹介したのが木の”根っこ”です。 林業会社である東京チェンソーズですから、本来ならもう少し立派な原木や丸太、板なんかを紹介しそうなものです…。なぜ、根っこ? ちょっと変わった材を紹介する 「まるごとニュースレター」のヘッダーにはこんな言葉が載っています。 そ

          「まるごとニュースレター」で、“森のヘンテコ素材”を紹介。木の価値観を変える!

          木に触れ、森と街の関係を考えるきっかけをつくる〜森デリバリー〜

          ”森のかけら”でワークショップを開催 濃いベージュのボディにまんまるヘッドライト、そして何より目を引く、荷台に乗った三角屋根の木製の小屋… 林業のイメージから程遠い(?)この軽トラック、名前を「森デリバリー号」と言います。 ワークショップに出向く際は、たいていこの森デリバリー号に乗って行くのですが、信号待ちの時など、歩行者にジロジロ見られてちょっと恥ずかしかったり… でも、それだけ目立つということなんでしょう! ”森のかけら”とは… 森デリバリーのワークショップで使

          木に触れ、森と街の関係を考えるきっかけをつくる〜森デリバリー〜