人生の選択
秋も深まり、肌寒くなってきたこの頃、6月・8月に誕生日を迎えた友人たちの誕生日祝いをしていた(今!?)
というのも、二人に合わせて夏頃一緒に食事に行く予定だったのだが、一人が体調を崩してしまっていたので延期になっていたのだ。あとは皆仕事や趣味で忙しい。数カ月前とかに約束してないと全然みんな集まれない。大人とは世知辛いものである。
二人は大学時代の友人なのだが、ろくに授業も出ていなかった私とも仲良くしてくれたありがたい存在だ。在学中何回か同じ授業をとったり、一緒に遊びに行ったりもしていたが、卒業してもまだ縁が続くというのはありがたい。あと二人ともフットワークが軽いから色んな事を体験するのに躊躇がない。ので、私も誘いやすい。今回も二人とそれぞれ旅行に行くことが決まった。そこは三人で行かんのかい。
しかし久々に会ってみると仕事や彼氏や結婚や資格の話など、聞いていなかったことも多く、「え!?いつの間にそんなこと予定してたの!?」と驚くことが多い。卒業後何回か会っていたとは言え、未だ大学時代の思い出が強い私にとっては驚きの連続だった。
と同時に、「やっぱり皆大人になっていくんだなあ」としみじみと感じたものである。私の周りではまだそこまで話は出ていないが、二人はもう来月頃に友人の結婚式に参加するというのだから驚きだ。結婚。そんな言葉が飛び交うような年代に私たちもなってしまったのだなあとどこか感慨深く、寂しくも感じる。
あとは仕事での転勤とか。「転勤」。当たり前だが仕事によっては東京ではない地方に行くこともある。そんな風に、結婚やら仕事やらのライフイベントに合わせて友人たちと会えなくなるかもしれない、というのは少し寂しい。
友人たちがどんどん次のステップに行くことは喜ばしいことだが、それが原因で離れることもあるかもしれないと考えると寂しい気持ちがあるのは事実だ。この記事からも察せる通り、私は何かにつけて友人と遊んでいる友人大好き人間なので……。
もちろん、結婚も仕事も彼女たちにとっては大事な選択である。ので、私も素直に応援したいができればたまにでいいからこれからも会いたいな、と思ってしまうのも事実だ。
とはいってもまだ結婚も転勤も先の話ではあるらしいので、それまで彼女たちとの時間を大事にしていきたいと思う。
Written by yuuun