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冒険荷物全公開~コンパクトにまとめるコツ
閑話休題。
正露丸が効かないレベルの腹下しへの対処も載せました(笑)。
マハ・クンブメーラを経て、仏教そしてシク教と書き進める前にブレークタイム記事です。
18年前に52か国を帰国せずにバックパッカーし、仕事は出張も多かったので荷物はあれこれ試行錯誤してきました。真似させてもらった方々も多い。
とりわけ、「重いのが大嫌い」「準備に時間かけたくない」「管理はシンプルでラクしたい」という面倒臭がりの極致のような私。
自分なりのやり方ですが一体どんなものを持って冒険しているのか、今回のインドを例にご紹介します。正直ベースで赤裸々にいきます(笑)
【ポイント】面倒臭がりを最大限発揮する
・「重いのが大嫌い」
→リュックはリュック自体の重さを含め計9kg台(10kg未満)でまとめます。
・「準備に時間かけたくない」
→ほぼご紹介するセットのままで家でも仕舞ってます。
・「管理はシンプルでラクしたい」
→一目で中身を見分けたいのでほぼ透明かメッシュの袋にして入れる場所を決めています。
【リュック】
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①リュックサック(バックパック)
グレゴリー製45リットル、1.3kg。
軽量・疲れたとき高級な宿に泊まっても持ち込める落ち着いた色とデザイン・下部が開けられる・LCC等でいざとなったら機内持ち込みできるサイズ。
※究極に軽いのを求めたい人は強度下がりますがモンベル製1kg未満あり。ナイフで切られないよう注意。
※登山家の友人曰く、必ず重りを入れてもらって試着し、背面長に合うものを買うのがおすすめ。
リュックの上部ポケット辺りに入れているのが②~③。
②レインカバー・南京錠・圧縮袋用クリップ・ジップ付き透明袋
カバーは雨対策・汚れ対策(飛行機預け入れ時など)・トラブル対策(危険エリアでリュックを目立たなくする)。普段は裏返してポケットへ。
南京錠はテントの入口やドミトリーのロッカー等で使用。
服の圧縮袋用のクリップに、機内持ち込みの際の液体物を入れるジップ付き透明袋。
③手提げ
機内用パソコン等を入れる。前の座席の足元に置くので普段は裏返してリュックポケットへ。
④機内用セット
アロマオイル、アイマスク、耳栓、口をつけなくても膨らむ首枕。
リュックのメインどころに入れているのが⑤~㉓。だいたいリュックの上から下にかけて入っている順番になっています。
⑤下着袋(圧縮袋)
エアリズムキャミソール1、長袖ヒートテック1、腹巻(笑)1
ブラジャー4、ユニクロエアリズムパンツ6、生理用ショーツ1(女は面倒ね)
靴下7(ショートソックス3、アンクルソックス薄手2、アンクルソックス厚手1、ハイソックス1。乾きにくいが、よく歩くときに厚手・寒いときにハイソックスを使うので、連日履くときはそれぞれの下に洗濯したらすぐ乾くアンクルソックス薄手を履いてから2枚履きするようにして乾きにくいものの洗濯頻度を下げる)
スポーツスパッツ1(寒いとき下に履く、アクティビティのとき1枚で履く)
水着1、ペラペラ速乾タオル1(水辺用、モンベル製)
⑥服袋(圧縮袋)
基準は、乾きやすく着ていればシワが取れ、帰国後着れなくなってもいいもの。
Tシャツ5、長ズボン3、ペラペラワンピース1
⑦その他の服
上記⑥に入れず、リュックの中の隙間詰め・緩衝材として利用。
長袖シャツ2、ポケット付ベスト1(これは趣味なので無くても可)、スカーフ1(シク教寺院やイスラム教モスクで必要)、パジャマ1(袋付き)、ウルトラライトダウン1(超軽量でコンパクトになるもの)、嵩張らない手袋1(ダウンポケットに入れておく)
⑧シャワーセット(エコバッグ)
着替えを入れてどこでも引っ掛けられるよう持ち手つきエコバッグ。予めその中に入れておくのが下記。引っかけるところすら無かったらS字フックを使う。
速乾スイミングタオル(バスタオルにする)、シャンプー、リンス、固形石鹸(手洗い・ボディーソープ代わり・洗濯洗剤代わり。ケースは小さいタッパー)、洗濯する服を入れる袋、カミソリ、ボディクリーム、S字フック
※洗濯は手洗い。洗剤は小さいペットボトルに入れて持っていく場合もあるし、洗濯機がある宿やコインランドリーがある場所なら小分けで売っているものでもいい。
⑨メガネ
⑩メイクポーチ(メッシュ)
とにかく軽くしたい。日中に日焼け止めを塗り直すのでファンデーションは特別なとき用2回分のみ、今回はチークなし。
⑪洗面・基礎化粧品セット(メッシュ)
ペラペラ速乾タオル(洗顔用・モンベル製)を入れておく。
⑫電源コード類
全世界対応変換プラグ(変圧器を持たなくていい時代になって有り難い)、タコ足、コード
⑬Kindle
⑭ノートPC(1kg未満が好き)
⑮顔パック
無くてもOKだけど私は肌荒れ対策に必要で、日数分(今回のインドなら3週間分)。ジップ式のパックでも移動中に液漏れしやすいので別のジップ袋で二重にする。
⑯頻度低いもの袋(ファスナー付き)
常備薬(賢者ショビットから指示があった葛根湯、龍角散飴、風邪薬※、酔い止め、絆創膏、虫除けスプレー、ムヒ)、爪切り、肌ピーリング剤、洗濯紐、洗濯ばさみ、S字フック、コンタクトレンズ追加分、肌クレンジング・日焼け止め追加分(自分の肌に合うものが現地で買いにくいため)
※私はベンザブロック。葛根湯と同時飲用するとオーバードーズリスクあるので2時間は空けること。
⑰予備袋(ジップ付き)
アルコールティッシュ予備、ポケットティッシュ予備、乾電池(懐中電灯用)、マスク予備、ビニール袋・透明ジップ袋予備、固形石鹸予備、予備食カロリーバー2、簡易ドリップ珈琲2
⑱懐中電灯(停電・夜間アクティビティ用)
⑲折り畳み傘(ローソンの超軽を愛用)
⑳レインコート(ダイソーの超軽・3cmサイズ)
㉑トイレットペーパー(インド必須)
㉒生理用品(女は面倒ね)
㉓ビーチサンダル(一番下に入れて下のチャックからすぐ取り出せるように。入れている袋は見分けがつくようこれだけ白。共用シャワーでも活躍)
出発時、リュックのスペースは結構余っています。全容量の7割くらい。
途中の買い物はその容量を見て考えます。
今回のインドではガンジーシルクのスカーフ、サドゥ色のペラペラワンピース、サリー、腕輪、ビンディー(女性が眉間に貼るシール)、大判スカーフを購入。
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また、過去は全然平気だったのに今回初めて激しくお腹を下したりしたので(年のせいかな…)、戦士ヨウコが持っていて今後は私も⑯⑰に追加しようと思ったものはこちら。
→ポカリ粉、ホッカイロ、消毒用オロナイン、痛み止め、モンベルの梅しそリゾッタ(神!)
ちなみにインドでは正露丸は効きませんでした…。
一番効いたのは魔法使いアキコから賜ったインドの薬、日本でいう経口止瀉薬のロペラミド(次回から持参マスト)。
お腹が緩いくらいなら、インドのお腹を下す原因のエンテロウイルス用の薬(エンテロウイルスのみにダイレクトに効いて常在菌はやっつけない抗生剤ではないもの)が売られているとのこと。
【斜め掛けバッグ】
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①斜め掛けバッグ
モンベル製のミドルサイズ。
ベルトが後ろから外されないものが良し(後ろにバックル止めがあると外される)。
このバッグが好きな理由は、外布が地味で目立たない・内布は黒色ではなく蛍光グリーンで中身が把握しやすい(あまりごそごそしたくない)・内ポケットが多い・内ポケットの一つに財布がつけられる紐がついている・ベルトの長さ調整が簡単。
②ペットボトルホルダー
持ち物が多くてバッグの中に入らないときに外付け。無くてもOK。
③財布
ただのチャック付き小物ポーチ。軽く、動作がシンプルで隙を与えないので愛用。紐付きなのでカバンのポケットの紐につけている。中身は現地のお札、クレジットカード、レシート。中に一回り小さい小物ポーチを入れて二重にし、こちらにコインを入れている。
④パスポート
最近は入国数日前までのeVISA取得要求の国が増加。
⑤ボールペン
機内で配られる入国審査の用紙記入に必要。
⑥予備財布
一番取り出しにくい内ポケットに入れておく。
中身はドル紙幣($1、10、100を各複数枚)、千円札、予備クレジットカード、現地の大きいお金(インドなら500ルピー札は少しだけ本財布の方に入れて、残りはほぼこちら)、折り畳んだパスポートコピーと印刷したVISA。
⑦DJI OSMO Pocket 3
ジンバル入り(スマホ用ジンバルは重いので諦めた…)、動画撮影用。コンパクトで使いやすい。
⑧自撮り棒(軽量)
⑨海外用ポータブルWiFi(eSIMが接続できないときの予備。リチャージWiFiを愛用)
⑩モバイルバッテリー(軽量)
⑪有線イヤホン(冒険時は充電不要の有線愛用)
⑫日焼け止め(アネッサ愛用)
⑬口紅
⑭帽子
⑮ポケットティッシュ
⑯マスク(複数枚。インド都市部は今PM2.5が凄まじい)
⑰トイレットペーパー(持ち運び用)
⑱ビニール袋予備(バナナ入れたり。500円玉サイズになるエコバッグを入れているときもあります)
⑲アルコール除菌ティッシュ
⑳水ペットボトル(常に口をつけずに飲み、宿にストックしておく大きいボトルから都度詰め替えて持ち運び)
【その他】
他に、ピアス・ネックレス(昔インドで安く買ったもの)、腕時計(カシオの1000円台。金持ちに見られない・充電不要・壊れてもOK)、スニーカー(インドの田舎の道は牛の糞の大腸菌が怖いので帰国後捨てることにしている。ビーチサンダルや、寺院に入る前後に裸足で道を歩くので靴下も捨てる)、ポケットに検索・連絡・Google map用スマホ(Pixel 8 愛用、行く先のeSIMを搭載)、肩掛けストラップで撮影用スマホ(Pixel 8 Pro、通信が必要なときはもう一つのスマホからテザリング)を身に着けています。撮影していると電池がなくなってしまうのでスマホは2個持ち。
もちろん行き先の気候によって服やギアなどは調整します。
例えば、行程にスキューバダイビングが入ると分かっているときは別バッグにダイビング軽器材を追加。DJI Actionカメラ・水中用ハウジング・スナッピーコイル、ダイビングコンピューター、ウエットスーツ、水中手袋、水中ライト、シュノーケリングマスク、ブーツ、フィン、網ミニバッグ(軽量)、防水ミニバッグ(軽量)、サングラス、スマホ防水ケース等。
荷物に正解はないですが、参考になりましたら幸いです。
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