徳田和嘉子

冒険愛好家🌏️訪問65か国。未来の結婚相手を探して世界一周。南極でバスケ、サウジアラビアでリーマ王女に謁見、エルサレムで令和を迎え、シヴァ神を奉るヒマラヤのインド裸仙人サドゥに惚れ込む。元CROSS FM社長、元ゆこゆこ社長。2児の母。日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2024。

徳田和嘉子

冒険愛好家🌏️訪問65か国。未来の結婚相手を探して世界一周。南極でバスケ、サウジアラビアでリーマ王女に謁見、エルサレムで令和を迎え、シヴァ神を奉るヒマラヤのインド裸仙人サドゥに惚れ込む。元CROSS FM社長、元ゆこゆこ社長。2児の母。日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2024。

マガジン

  • 活気溢れる多様なアジア

    2019年2月、12年ぶりのバックパッカー一人旅。夫と子どもはしばし留守番。まずは鳩サブレを携え、弟に会うためバングラへ。そこから数年かけて廻ったアジアをまとめています。※インドは別マガジン

  • 心を動かしたものごと/殿下との日常

  • 風土と畏敬を見つける日本

  • シヴァ神と仙人サドゥのインド

    2019年2~3月、破壊と再生を司るシヴァ神を追求するため、仙人サドゥに会いに行った記録。

最近の記事

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仙人サドゥに出逢えた!!

ガンジス河で洗濯された長いサリーが何本も何本も干されている光景を横目で見ながら川沿いを上流に向かって歩いて行くと、しばらくしてオレンジや黄色の布が張られた一帯が見えてきた。 枯れ葉色は俗世を捨てた象徴。 仙人サドゥのお手製テントだ! テントは布を吊ったり棒で支えたりしているだけのものが多くドアがなくてすぐ覗き込める。 その中に果たして…仙人サドゥがいた!!! 灰を顔といい身体といい全身に塗り付けて肌は真っ白。布を一切身に着けておらずすっぽんぽんで局部が丸出し!もちろ

    • 【マレーシア】陸路で国境を越えマラッカ海峡へ

      今日はシンガポールから陸路でマレーシアに渡る。 早朝、マリーナ・ベイ・サンズに別れを告げてクイーンズストリートのバスステーションへ行き、マレーシアの最南端の町ジョホール・バルへのチケットを買う。たった8S$、日本円で約900円、シンガポールの物価からすると驚く安さだ。 北上して1時間ほどで国境に到着し、7~8人だった乗客は一目散に下車する。みな小さなバッグで軽装、大きな荷物は私くらいだ。 そして、みなまたたく間にデミグレーションを抜けていく。 一方、仕切られた遠くの通路では、

      • 【新潟】越後妻有トリエンナーレ:風土と子どもの記憶を辿る

        なぜ大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレはこれほど印象に残るのか。 新潟県十日町市と津南町、古くは越後妻有(えちごつまり)と呼ばれてきた地域に母・妹・第1殿下(長男9歳)と2泊3日で赴き、地域を車で細かく移動しながら大地の芸術祭を堪能した。 あざやかに脳裏に蘇るのは、秋晴れの空に赤黄に色づき始めた深い山々と稲刈り跡に雨が貯まり陽光を反射する棚田、豪雪地帯にあって連綿と積み上げてきた土地の記憶、そして過疎以前の子どもたちの屈託のない笑顔の想像、それらを様々なかたちで融合しよう

        • 【シンガポール】改革指導者の矜持

          マリーナベイはコンベンションセンター、カジノ、ショッピング、ジム、ホテル、ガーデン、サイエンスミュージアム等を並外れたデザイン力で集積させたMICE(マイス/ビジネス見本市や学会をメインとした複合施設)の成功例。ビジネスだけではなく一般観光まで十分に包含している。 マリーナベイのコンベンションセンターで開催された旅行業界のカンファレンス(WiT Singapore)にもパッと辿り着ける。顔を出し、お世話になった方々にお礼をお伝えする(かなりフィーチャーしてくださっていて驚く

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        仙人サドゥに出逢えた!!

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        • 活気溢れる多様なアジア
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          13本
        • 風土と畏敬を見つける日本
          1本
        • シヴァ神と仙人サドゥのインド
          24本

        記事

          【シンガポール】超合理都市は人を幸せにするか

          7年前にシンガポールに住み、その後子連れでインドネシアに住み、家族で再びシンガポールに戻ってきた愛子と会う。今は日本を行き来しながら広報と社外取締役の仕事をしており、シンガポールに住む面白い人を紹介してくれるという。 ベンチャーキャピタルを経営する蛯原さん。アジアのスタートアップ動向にお詳しい。 そしてコンサルティングと不動産を経営するキコさん。うどんにお詳しい(笑)。 3人には、いかにシンガポールが住みやすく快適かの実感が共通していた。 街が移動しやすく綺麗で整然としてお

          【シンガポール】超合理都市は人を幸せにするか

          【仕事】一人ひとりの尊い光り輝き

          ※この記事はこちらのゆこゆこ社長ブログからの転載です。思いが込み上げてしまい、書きました。 10月25日(金)は私にとってゆこゆこの集大成のような日でした。 心のこもった送別会を開催してくださった皆さん、メッセージをくれた皆さん、共に仕事をしてきたすべての社員とゆこナビの皆さん、ありがとうございました。 頂いたゆこゆこ会員誌特別創刊号、プレスリリース特別版は、一生の宝物にします。 ゆこゆこをご愛顧いただいているお客様、またお取引していただいているお宿の皆様、レンダーの皆様

          【仕事】一人ひとりの尊い光り輝き

          【インド】いい眼をした奴・バラナシ編

          またインドに行く計画を立てており、2019年の写真を整理しました。 当時発売されていたLeicaレンズ搭載のHuaweiスマートフォンで撮影。

          【インド】いい眼をした奴・バラナシ編

          【シンガポール】温暖化で陸地が消滅した暁に

          元オランダ領東インド総督で、1819年ジョホール王国からシンガポールを獲得したラッフルズ。 彼の名前を冠し、バトラーの慇懃さと共に、山盛り出てくるピーナッツの殻を豪勢に床に撒き散らしながら飲むシンガポール・スリングというカクテルでも有名なラッフルズホテル。 …の前に長く伸びるビーチ・ロードは、もともと海岸沿いにあった通りだという。 とすると、それより海側の陸地の多くは人工的に作られたことになる。 さらに、シンガポール川から流れ込むマリーナベイ(湾)は実は堰き止められており

          【シンガポール】温暖化で陸地が消滅した暁に

          【シンガポール】アジアで匂いがしない国

          この国のエネルギーは日本における福岡市に少し近いかもしれない。 ただ、これほど都市計画が明確になされた合理的かつエンタテインメントに寄せたビジネス都市を他に知らない。 フライト7時間超、到着したチャンギ空港から宿泊するチャイナタウンまではMRT(地下鉄)で約45分。 空港に着いて驚いた。アジア特有の匂いがまったくしない。あの湿った土と埃と汗のにおいが。 MRTで少し雨の匂いがするくらい。 日本の方がほんのり醤油の香りがするほどだ。ドバイやカタールだとシトラス系の香料が漂う。

          【シンガポール】アジアで匂いがしない国

          浅田真央メカニズム

          ヨットクラブのビギナーズレース開催日。ヨットを始めて半年、私は初の本格レース参加である。 先週末にスタートレーシング練習に参加したところ、艇のサイズによってハンディがあることを知った。自覚がなかったがハンディがついてどうも1位になっていたようで、前評判は上々。しかしそれが悪夢の始まりであった。 今日の風速は北8mで大荒れ。出廷後まさかの舵が利かない事態となりどんどん風下に流されて大いに焦る。帆の下側の紐(アウトホール)が緩んでいて帆が強風を孕み過ぎ、そのうちに艇は沈(ちん)

          浅田真央メカニズム

          パンピー感覚とアーティスト

          授業の題材となる情報を提供する代わりに聴講させてもらっている観光MBAの講座のゲストが「HOTEL SHE,」等を複数経営するホテルプロデューサーの龍崎翔子さんであった。アメリカ横断をしているときに、もっと面白いホテルがあったらなあと思ったことが彼女の起業のきっかけ。 この方の話はまるでアーティストのようだった。ホテルを媒介として、社会問題の解決を表現しているように感じる。ホテルをゲストにとっての「ライフスタイルの試着の場」として定義づけ、ホテルでの人との出会いを「ポジティ

          パンピー感覚とアーティスト

          レッジョ・エミリアと鬼滅

          そのうち行きたい街のひとつ、イタリアのレッジョ・エミリア。人口17万人。食いしん坊ゆえに本場のパルミジャーノ・レッジャーノチーズにありつきたい気持ちは勿論だが、ここは第二次世界大戦の枢軸国にあってもドイツ・ファシスト軍を相手に最後までレジスタンスを繰り広げ、戦後の再建で市民たちが最初に着手したのが幼稚園の建設という街である。街の未来に何よりも幼児教育が大切だと信じ、その教育理念は「すべての子どもは知性、創造性、独創性があり、価値の高い存在である」。 最近、日本でもレッジョ・

          レッジョ・エミリアと鬼滅

          ヨットでのゾーン状態

          今日の海は南からの強風が吹いた。ヨットが煽られて一度沈(ちん)したが、まさかのセール(帆)が縦に破れてしまい、砂浜に上がって交換しなければならなかった。初めてレース練習をやって、2回とも僅差で2位であった。とは言え1位の方はジュニアヨットクラブにいたことがあるらしいので私は善戦とは言えるかもしれない。ハイクアウト(ヨットの外に身体を乗り出してバランスを取ること)で肩に力が入ってしまっているらしいので改善したい。 卒乳(第2殿下の授乳が終了!)したのできちんとアルコールの入っ

          ヨットでのゾーン状態

          鬼滅と第1殿下

          今日は人間業を休むと宣言し、「鬼滅の刃」を全巻読み返す。 鬼滅は、今、集英社の”女性誌”に軒並み付録でついておりその流行に驚くが、第1殿下の幼稚園でも大流行。しかし冒頭から炭治郎の家族5人が惨殺されるのでこれはまだ殿下に見せられない。子どもは話題について来れない子を明確に残酷に仲間外れにするが、殿下は暴力シーンが怖くて見られない戦隊モノや仮面ライダー(昔はアンパンマンもアンパンチが嫌だった)でも今は友達に教えてもらってあたかも毎週見ているかのようにいきいきと話せるので、サム

          鬼滅と第1殿下

          クリスマスが待ち遠しい第1殿下。 「〇〇ちゃん、ジングルベルだって〜」 ??? もしかして今日お休みしてる? 「そうだよ」 ああ、インフルエンザね。 #走れソリよ

          クリスマスが待ち遠しい第1殿下。 「〇〇ちゃん、ジングルベルだって〜」 ??? もしかして今日お休みしてる? 「そうだよ」 ああ、インフルエンザね。 #走れソリよ

          島ぞうりアート

          殿下、新幹線シューズをお気に召され、猛暑素足で履く様に母は水虫を心配し申す。 そこで母自らに課したる夏休み宿題は沖縄発・島ぞうりアート。新幹線より好きなものは?へのお答えは「ハイパーレスキュー」と「アンキロサウルス」…。デザインナイフとピンセット片手に、なんて安易な口約束を嗚呼…と後悔先に立たず。夜を徹して複雑怪奇な紋様をむしる毟る。ビーサンと格闘した夏、遂に終わる。 (新幹線には勝てたらしい)

          島ぞうりアート