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私が1番かなしい時間

今日は私のモヤモヤ、ネガティブ、心の中のへどろみたいな感情を吐き出す。

よく「明るいね」とか「前向きだね」と言われるので、ちょっと落ち込んだこの機会に、こんな私もいるんやでってことを残そうと思う。

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私は2人の子どもと3人暮らしをしている母ちゃんだ。

物理的にもメンタル的にも、1人で育児をするのは不可能なので、毎日たくさんの人の力を借りている。

実家の両親、妹、弟、友人、その家族、仕事仲間まで。家事を手伝ってくれたり、子どもと遊んでくれたり、お風呂にいれてくれたり、それぞれのやり方で助けてくれている。

こんなに恵まれて良いのかと思うほど、私たち家族は恵まれている。私たちの周りにいる人の温かさが私にとって1番の自慢だ。

子どもたちは人見知りをしないタイプで、とにかく皆のことが好き。誰かが家に来てくれることが嬉しくて仕方がないようだ。

「会いたかったよ!」「また来てね!」などと、それぞれの言葉で相手に伝えながら、私の周囲の人たちとコミュニケーションを取っている。

5歳の長男は「ぼくの家族はいっぱいいる」と言って、そのメンバーを尋ねると、私の両親はもちろん友人や仕事仲間の名前が出てくる。そんな息子も誇らしい。

ここまでは、超前向きで幸せな話なんだけれど。

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子どもたちは日々誰かが楽しませてくれる特別な時間がうれしくて、最近、私と3人だけの時間をつまらなさそうにすることが増えた。(もちろん基本的には楽しそうなのだけれど。)

私は彼らの母親という唯一無二の存在で、「結局、母ちゃんが1番」という自信はある。それでも、疲れているときや、不安な日はあって、そんな日に彼らに負の感情を遠慮なくぶつけられると、心が折れそうになる。

保育園のお迎えに行った瞬間「母ちゃん、今日は誰が来るの?」と言われる。「今日は普通の日だよ。母ちゃんと3人だよ。」と答える。

そのあと家に帰るまで、帰りたくない、誰かに会いたい、おもしろくないと駄々をこねられると結構つらい。

やっとの思いで仕事を終わらせ迎えにいった帰り道、ひたすら機嫌を悪くされると、私も大声を出すことがある。

「そんなに3人が嫌やったらもう迎えにこうへん!」とか「そんなに母ちゃんが嫌なんやったら母ちゃんどっか行く!」とか。

長男は歯向かってくることもあれば、泣き出して「母ちゃん行かないで!」ということもある。

正直、そんなかわいそうな泣き方をするなんてずるいとさえ思う。私も人間だし、いろいろな感情があるし、いろいろなタイミングがあるので、自分がどんな感情になっても、仕方ない。

でも、子どもの駄々を聞き流せないことがやるせなくなることはある。

私以外に大切な人がたくさんいるのは心からうれしいのだが、どんなに周りが協力してくれても「彼らの母親は私1人だ」という目に見えないプレッシャーに押しつぶされそうになる日々。

そんなときに、3人の時間がつまらないと言われると自信をなくすし、とっても悲しい。

これからもいろいろなことがあるだろうし、反抗期も来るだろう。こうやって心の中のヘドロを吐き出しつつ進んでいくしかない。がまんせずに「母ちゃんだって悲しくなることがある」と子どもたちに伝えながら、一緒に成長していけたらなと思う。

今日もこれからお迎え。笑顔で会えますように!

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