【野手編】インターン生が選ぶ!9月のMVP
普段ライブ配信の裏で試合の速報をXに投稿するなど、徳島インディゴソックスを陰から支えるリモートインターン生。そんなインターン生が選ぶその月のMVP選手を紹介するこの企画!
9月編の野手MVPに輝いたのは恐怖の2番バッター、柏木寿志選手!
攻守の要としてインディゴソックスに必要不可欠な存在。昨シーズンはレギュラーとして全試合出場、21盗塁(リーグ2位)という素晴らしい結果を残した。2年目の今シーズンは持ち前の瞬足と堅実な守備に加え、バッティングにも磨きがかかり、本塁打はリーグ3位の8本、打点もリーグ3位の47打点を記録した。
そんな柏木選手の9月の成績がこちら!
9月の成績
9月の月間打率は4割を超えており絶好調であった。四国アイランドリーグplusに所属する他3球団から満遍なく打っており調子の良さが伺える。
その中で長打率.690と7割に迫る高い数字を残しているため、打率をしっかりと残しつつ長打も放っていることがわかる。
ホームランに関して、9月に放ったホームランは全てランナーが塁上にいる場面でのものである。特に9/3の香川オリーブガイナーズ戦では逆転の一打となる満塁ホームランを放っており、ここで1本打ってチームとして波に乗りたい場面で確実に仕留めてくれる頼もしいバッターであった。また9月にホームランを3本打ったことでリーグホームラン数3位にランクインした。昨シーズンのホームラン数が3本であったことからも今シーズンの柏木選手のパワー面での成長が著しいことがわかる。
そんな柏木選手だが、9月は全試合で2番を打っていた。パワーも打率も残せる柏木選手が2番にいるのはチームにとってとても心強い。さらにその前の1番を打つ塩﨑栄多選手も9月は出塁率.511と高い数字を残している。この2選手が1・2番にいるのは相手チームにとっては恐怖以外の何物でもなかったであろう。
また守備面について、9月は全てサードでのスタメンとなっているが試合途中からショートやセカンドを任されることもあった。持ち前の強肩と堅実な守備を複数ポジションで発揮し、内野の要として活躍してくれた。
そんな打撃でも守備でもチームに不可欠な存在である副キャプテン、柏木選手の9月のFEATURE GAMEを振り返る!
9月のFEATURE GAME
・9/3 香川オリーブガイナーズ戦
2点を先制されるも5回表に満塁のチャンス。カウント1-1から3球目のカーブを捉えボールはそのままレフトスタンドへ。逆転の満塁ホームランとなった。また、その後の第4打席でもダメ押しの2ランホームランを放ち、この試合は4安打2ホームラン6打点と大活躍。チームも10-3と大勝した。
インターン生の声
・9月の打率4割越え。走攻守揃った活躍が素晴らしいです。
・最終盤での本塁打の追い上げが凄まじかった。
※インターンについてはこちらをご参照ください。
昨年から打撃面が大幅に向上し、ホームランランキングにも3位にランクインした柏木選手。本人も今年にかける思いは大きい。内野複数ポジションを高いレベルで守れる右打ち野手として今年のドラフト会議でも注目選手の1人である。
柏木寿志 プロフィール
文・構成 進邦和馬