産業革命前と後の生活・人口 人口で語る世界史①
人口・経済・政治・地理・興味がある人にはとても面白いと思うのでぜひ読んでもらいたい
日本では2008年が日本史上一番人口が多い年となった。
少子高齢化と【人口問題】が日本で世界で叫ばれる今、
人口について書かれたこの本を読み人口問題について今までとは違った目線で考えることができた
トピックごとにいくつかの記事に分けながらこの本に書いてあったことと考えたことをnoteに書きたいと思う
野蛮な社会から文明社会へ
歴史的に見ればついこの間まで人生は悲惨で残酷で短かった。工業化以前の社会については 食料、住居、誕生と死、そして無知、衛生や健康という概念の欠如と、どのような面から説明し てみても、現在の読者にとっては衝撃的だろう。
産業革命以前の生活を考えたことがあるだろうか、
中には澄んだ空気を吸いながら綺麗な川の水を飲みゆっくりと農業をして暮らしていたなんて考える人もいるかもしれない
しかし実際はそうではなかった
食べるものも少なく苦しい生活であった
このことは死亡率からもわかる。
しかし産業革命後生活が180度変わった。
“経済と教育の奇跡の一つ”であった。
電気・水道・衛生状態全てが整備された。
上流階級の贅沢だったものが中流階級にまで広がったのだ。
このようなことはまずイギリスで起こった。がイギリスに限ったことではなかった。
人口
車がゆっくりとほぼ同じペースで何マイルも何マイルも進んでいることを想像してほしい。最初の数マイルは少しずつ、その後は急にスピードを上げ、やがて恐ろしいほどの速さに達する。しばらく猛スピードで走ると、突然ブレーキがかかって急に減速する。これが1800年代以降の、世界の人口増加パターンである。
出典
産業革命後の生活環境の発展とともに人口が凄まじい勢いで増え始める。
なぜ人口が増えるのかといえば死亡率が大幅に減少するからだ。
産業革命以前(発展途上国)は死亡率・出生率ともに高い。
しかし産業革命後は死亡率が下がる。
出生率はしばらくの間そのままなので生まれる人がなうなる人より多いということになり人口が増える。
この人口が増える時期には国の経済も大きく発展し軍事力も増大していた(イギリスで革命が起きたときには今よりずっと戦争が多く国力を上げることと軍事力を上げることは今よりも直結していた)このことをまず最初に経験した国はイギリスであった。そのどドイツやフランスでものことのことが起きる。
また軍事力だけでなく自国の人口が増えたことによる経済規模の拡大はその国の国力を大きく挙げることとなった。
そしてもう少し時間が経ち教育が充実し女性がさまざまな分野で活躍する機会が増えたことなどが関係したりするなどなどさまざまな要因で出生率が下がる
そして人口は横ばいとなりそこからさらに減っていく。
近代化が起きて人々の生活水準は大きく上がり、人口はグラフで見ると壁に見えるほど凄まじい勢いで増えた。近代化が起きて人々の生活水準は大きく上がり、人口はグラフで見ると壁に見えるほど凄まじい勢いで増えた。
このことは国の軍事力・経済力に大きな影響を与え、国々のパワーバランスも変化した。
-終-