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#002_障害について2_テキスト
※はじめてのゆっくり動画で、まりさが消えたり、読みが間違っていたりしています(涙)
先日障害について、私なりの考え方をお伝えしました。
今回はそれの続きをお話ししたいと思います。
前回の私は、「障害を持っていると思わず関わる」とお話をしました。
今回この言葉に少し付け加えをすると、
勉強した!という気持ちをみんなが同じように感じられるようにする
ということを付け加えたいと思います。
学ぶ権利、教育を受ける権利は、生まれたときから全員にある権利です。
子どもによって、そこに量や質の違いがあるのでしょうか。それはNOだと思います。
であれば、「障害があるから」を理由にして、厳しい言い方をすれば
手を抜くことはすべきではないと思います。
さて、ここで疑問に思うことが出てきます。
そうであれば、障害を持つ人もみんな、小学校や中学校、高校に進学したら
よいのではないか。
特別支援学校なんて必要あるのか。という疑問がわいてきます。
色々な考え方があるでしょうが、特別支援学校は必要なのかという疑問の私なりの答えは、あってもなくてもいいと思っています。
もし、今特別支援学校に在籍している子ども達が地元の小中高校に編入し、
一緒に勉強ができるのであれば、それが一番良いと思っています。
それによって、特別支援学校がなくなるのはむしろ良いことだと思います。
しかし、現実はそううまくはいかないもので、今の小中高校は世の中の成長に比べてまだまだ未発達です。全てを受け入れるには様々な壁が存在しています。
例えば、階段があった場合、車椅子の人は上ることが難しいでしょう。例えば目が見えにくい、耳が聞こえにくいという人の場合はたくさんの人が歩き回る休み時間に廊下へ出て行くことを不安に感じるかもしれません。
全ての人が同じ学び舎で等しく同量、教育を受けるためには、インクルージョン教育について学びを深める必要があります。
インクルージョンという言葉には「包括」という訳がなされているように、どんな子どもでも受け入れて勉強をしていこうという、まさに先ほど言った学校の理想型といえる考え方です。
しかし、実情としては、小中学校には特別支援学級があり、中学部、高等部に上がる段階で特別支援学校に転校してくることが多くあります。
インクルージョン教育とは全く真逆の流れです。
これについては、日本よりも諸外国が反応を示していて、日本の隔離するような教育を改善するよう言われています。
日本の教育の形を変革していかなければならない、まさに根深い問題ではあるのですが、特別支援学級や特別支援学校があってはいけないという訳ではないと思います。
大事なことは、児童生徒が等しく教育の機会を得られるかどうかということです。
通常の学級に常に入り続ける訳ではなく、一緒に取り組んだ方が教育効果が高い場合はそのようにする。
小中学校では人数が多く、コミュニケーションに難しさがある場合は、特別支援学校に行こう。
など様々な選択肢から選ぶことができる体制作りが今後の課題になってくるのだと思います。