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能力を単体としてとらえない指導

世の中には、天才と呼ばれる人はたくさんいる。

他の人とは能力が違う、なんて表現をするけれど、

言われてみれば、能力って一体なんだろう。と思った。

子ども達に様々なことを教えている実践上思うことは、

能力は文脈である。ということだ。


例えばスプーンを使う能力があったとして

そのためには、親指、人差し指、中指の3指を

ひきつける力、維持する力が必要だったり、

凹んでいる部分を上に向けたまま維持する力も必要で

単品で存在する能力は存在しないということだ。


逆に一つの能力ができると、その派生がたくさん生まれる。

ボールを投げることができるようになったら、

強く投げる、コントロールをよくする、変化球を覚えるなど

いろんな伸び方が考えられる。

人の育ち方は木が育つように、たくさんの枝にわかれている
ということなんだろうと思う。

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