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【終了】第597回「カンボジア伝統絹絣織ピダン」山梨大学・国際化推進センター/大学院・看護学研究科・国際看護領域・宮本和子さん

日時:2024年10月29日(火)


【発表内容】

★テーマ:カンボジア伝統絹絣織ピダン
●発表者:山梨大学・国際化推進センター/大学院・看護学研究科・国際看護領域 宮本和子さん

■発表内容:
「ピダン」を皆さんに知っていただきたい!
カンボジアで絹絣織が盛んになったのは300年ほど前。
「サンポット・ホール」と呼ばれる公式場面で身につける腰巻型の衣装は人々の生活に浸透していますが、「ピダン」は儀礼用として織られる特別なものです。
ピダン=天井という意味で、仏像の天蓋や天井用に用いられるため、この呼び名が付いたとのこと。
1970年代から20年以上続いた内戦は宗教的活動を否定、厳しい生活の中で人から人への伝承文化であるピダンが織られることも無く、質の良いアンティークは海外に流失。
21世紀初めにはこの伝統文化は忘れ去られ、途絶える寸前でした。今、わずかに残った織手たちがピダンをよみがえらせています。

■プロフィール:
2000年からカンボジアにて主として地域保健活動・研究にかかわり現在に至る。
2003年4月にカンボジアの伝統絹織物「ピダン」と出会い、その美しさに驚愕。主な産地が当時保健活動していた村々と知り、再度驚く。
縁を感じ友人が立ち上げた「ピダン・プロジェクト・チーム」に参加、収集活動、展示会開催等に取組む。
収集した約60枚をカンボジア文化省に寄贈、2024年3~7月まで国立博物館にて特別展が開催された。

【開催概要】

日時:2024年10月29日(火)
時間:朝 7:00-8:00
6:55から「おはよう本屋さん」
オススメの本の紹介コーナーがあります。

参加費(会場費):
    大人 :500円
    大学生:300円
    高校生:200円
    中学生:100円
    小学生以下:無料

場所:春光堂書店(甲府市中央1-4-4)
TEL : 055-233-2334
時間までに会場に直接お越しください。

【アフター得々三文会について】

終了後にさらにお話を深めていきます。
お時間がゆるせば、引き続きぜひご参加ください。

 時間:8時~9時30分
 場所:TO-CHI(春光堂書店のとなり)
 参加費(会場費):
     大人:500円
     中高大学生:100円
     小学生以下:無料

参加ご希望の方は得々三文会の終了後にお隣にお移りください。


【会の写真】