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イチローという存在がどれだけ「野球」を変えてしまったのか、振り返ってみると想像以上に凄かった。

これは良い記事。必読。


こうやって振り返ってみて改めて、自分の野球観もイチロー以前には全く違うものだったことを痛感させられますね。
1人の選手が成し遂げたことに畏怖を感じます。

文字通りイチローの活躍は平成を代表するものになったわけで、昭和の野球史と平成の野球史の色が大きく変わっているのは、イチローの影響が大きかったことは間違いないと思います。
日本人野手はメジャーでは活躍は難しい、とか言ってた野球解説者沢山いましたよねぇ。

そう考えると、彼が20歳の時に登録名を鈴木一朗からイチローに変えたこと自体が、凄まじい先見の明だったように感じてしまいます。
果たしてイチローは、鈴木一朗のままでイチローに成り得たのか。それは誰にも分かりませんが、
日本人選手として初めて名字を外して登録名をつけること自体に、イチロー自身の覚悟と自己暗示のようなものがあったような気がしてしまいます。

50歳まで現役続行を明言していたイチローですし、「後悔などあろうはずがありません。」という言葉は、私には自分に言い聞かせるように言っていたように聞こえましたが。
それをハッキリと言える雰囲気を作り出した東京ドームとあの場に居合わせたファンの方々に、ちょっと羨ましい気持ちを抱いてしまいます。

メジャーの選手が、日本で引退試合を迎えたわけですからね。普通だったらありえないわけで。
最後の最後までイチローは別格でした。

同世代として同じ時代を現在進行形で生きていることに改めて感謝。
俺も頑張ろ。


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徳力基彦(tokuriki)
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