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キリンビバレッジの躍進に、日本企業再興のためのヒントがありそう。
うはー、これは知らなかった。
キリンビバレッジのコカコーラへの売却が現実味を帯びてた時があったんですね。
日本企業は比較的海外企業に比べると、シェア至上主義で売上だけを見てしまって利益率がわるい事業をやめずに続けるイメージが強いですが、キリングループもその傾向があったということでしょうか。
それがトップが変わって、赤字でも出してた賞与をカットして、社長も交代することで、いまやグループの稼ぎ頭に変わった、というのは日本の大企業にとっても勇気をもらえるし、参考になる話ですよね。
海外でもよくある話ですし、ライザップなんかもそうだと思いますが、売上だけを目標にすると、会社をたくさん買収すれば数字は作れちゃうんですよね。
でも、1つ1つの会社がそれぞれの市場で勝てないと、グループ全体が徐々に地盤沈下していくリスクが逆に上がるという話かなと思います。
少し前の東芝と日立の改革の違いなんかでもよく取り上げられてた気がしますが、やはりトップの覚悟とそれを組織全体に制度も含めてどう浸透させるかが大事なんだな、と改めて考えさせられる話です。
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