新説「金太郎」
こんにちはトクです。
本日も訪問くださりありがとうございますm(*_ _)m
今回も拙い文章ですが創作物語(ショートショート)を書いてみました。
是非最後までお付き合いをお願い致します。
ある所に金太郎と言うとても力持ちの男の子がおりました。
金太郎はいつも森の中で、熊や鹿などの動物達と遊んで暮らしていました。
今日も金太郎は熊と相撲を取っています。
しかし、森一番の力持ちである熊でも金太郎にはとてもかないませんでした。
そんなある日のことです。
源氏の大将である源頼光の家来が、金太郎のウワサを聞きつけて山にやって来ました。
「金太郎とやら、そなたは大変な力持ちだそうなだな、どうだワシと相撲を取らないか?」
お侍は金太郎に呼びかけました。
「よし分かった。相撲を取ろう」
金太郎は自信満々でお侍の挑戦を受けました。
「待ったなし。はつけよーい、残った残った」
お侍と金太郎の相撲が始まりました。
その結果は・・・。
お侍は金太郎にボコボコにやられてしまったのです。
お侍は、恥ずかしくて大将である源頼光の所へ帰ることができません。
どこかに逃げて行ってしまいました。
しばらくすると、源頼光の別の家来が金太郎の所へやって来ました。
「そこのボウズ、ワシの仲間がお前の所へ来たと思うのだが知らないか?」
「そのお侍なら、俺がボコボコにやっつけてやったよ」
金太郎がそう答えると。
「何、それは本当か?それでは俺と相撲で勝負しよう」お侍は金太郎にそう言いました。
「待ったなし。はつけよーい、残った残った」
なんということでしょう。
金太郎はまたしてもお侍をボコボコにしてしまったのです。
そのお侍は、頭の打ちどころが悪くて死んでしまったのです。
「なんだ、お侍というのはこんなにも弱い者なのか・・・」
「それなら俺は、お侍になるのは辞める」
金太郎はそう言と、お母さんに「俺は日本一強い相撲取りになる」そう言って山を降りて行ったのです。
家来が二人も帰って来なかった源氏の大将源頼光は、金太郎にとても興味を持ちました。
そして自分の家来が金太郎に殺されたことを知ります。
源頼光は怒りました。
「誰か早速金太郎を召し捕らえて来い!」
そうして、またまた家来が、山に行ったのですが、すでに金太郎は、山を降りた後でした。
家来達は必死で金太郎を探します。
そして、とうとう相撲部屋に入門していた金太郎を見つけ出しました。
「ここにいたか金太郎!仲間の仇をうつぞ!」
そう言って金太郎に向かって行ったのですが・・・。
相撲部屋で鍛えられて、ますます強くなっていた金太郎に簡単にボコボコにされてしまったのであります。
そして、とうとう源頼光の家来は一人もいなくなってしまったのでありました・・・。
金太郎はと言えば、元々相撲が大好きだったので、ますます精進して、ついには横綱を張るまでになりました。
ところがです・・・。
有名になることは良いことばかりではありませんね。
お侍殺しを探していたお代官に捕まってしまい、牢獄に入れられることになってしまったのでありました。
それでは、最後までお付き合いくださりありがとうございました。
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